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年度内最終コンサルで「先生のおかげで仕事が楽しくなった」の一言の価値

大手ホームセンターの大逆転満塁ホームラン

年度内(合計6回)の店舗コンサルティングが終わりました。

このクライアントは今年で4年目。何より嬉しかったのは「先生のおかげで仕事が楽しくなりました!」と。

実はこの企業に来た最初の頃は「成田って誰?何をしてくれるの??」という雰囲気しかありませんでした。

とても悔しい思いをしたのですが、こうしてクライアントも僕を信じてくれて、僕自身も自分のコンテンツを信じてとにかくがむしゃらに店舗売上アップに努めてきました。

僕のインスタを見てもらえるとよく載せているのでみてもらえたらなと思っているのですが、レイアウト・陳列一つ取ってみてもみんな一生懸命してくれている姿勢には感銘を受けました。

その一つが鍋のつゆを販売するコーナーでの一工夫。

みんなそれぞれのメーカーの鍋のつゆを持ち帰って(1人1つ)実際に家で鍋をつくるわけです。

誰が一番キレイな写真を撮ってくるかを競いあってるわけではないですが、「赤が足りない・・・」と言い、カニを入れたり皆さん創意工夫して全メーカー全商品の鍋が完成しました。

お客様はそのPOPをみるだけでテンションが上がるだろうな・・・「えっこれ店員さんが創った鍋??えっ誰々Tさんだ・・・ちょっと聞いてみよう」と顔なじみのお客様はTさんを見つけすぐに「この鍋どうだった?」となり、「おいしかったですよ~。」「じゃあ私も今夜は鍋にしよう・・・」「せっかくだから火を使わない安全なIHのコンロにしませんか?」と話がはずみ、298円の鍋のつゆが10000円以上の売上に化けるわけです。

欲しい商品を購入するだけならこれからの時代店はますますいらなくなります。

ホームセンターの売上を上げ続けるアイデアが必要

新しいアイデアを生み続けることが実店舗経営には必須となっているのですが、何より大変なのは、アイデアを生み続けることです。

アイデアを提供することはできてもやらされ感が生まれうまく機能しません。もともと言われたこと(オペレーション中心)をやってきた人がいきなり新しい価値を生み出すアイデアを自分の頭で考えるというのは至難の業です。

だからこそ、時間をかけて高いレベルのアイデアに繋がるように進めていくことが大切なのです。

僕自身もクライアントの売上を上げるために最初からインスタで投稿しているような「すごい!」という企画に繋がったわけではなく沢山トライアンドエラーを重ねてきました。

最初は「この企画は・・・」と思いましたが本人達が気づかなければなかなか先に進まないので本人達の企画を優先し、私の企画もやらされ感が生まれない程度に取り入れ帳尻を合わせていき、徐々に手放していきました。

言葉で説明するのは簡単なのですが、これが難しい。

企画を通した売上が思うように上がらない=自分の指導が悪い

とかなり自分自身を追い詰めてしまったので「俺がやるしかない・・・」という我慢できない状況に何度かなりました。

それでも信じることが大切だし、何よりみんなが前向きに自分達で考えて取り組むようになったのでぐっとこらえていました。

次第にその結果は表れて部門別売上では昨対比を割るところは今年は1つもありませんでした。

さらに素晴らしい結果は続き日本で一番大きいGMSであるIさんの全商業施設でどの店舗が一番積極的に取り組み成果を出しているか?を競う大会でなんと九州で優勝し、全国表彰されたのです。500以上ある商業施設の中でベスト10の成果を出すことができました。

話を聞いた私はあまりにも嬉しくて・・・良かったなと実感しました。

おかげさまで来年の契約も延長になりました・・・ホッ。

本部側や店長側が求めるクオリティの販促を現場から生み出すのは本当に至難の業でありますが、やりがいはとてつもなく大きいです。

冒頭でも書きましたが、顔つきも変わるし何より笑顔と元気な店になります。

生き生きするってこういうことなんだなって。

成功体験はさらなるモチベーションとやりがいと仕事の意欲を創ることを学ばせていただきました。

 

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