2024.10.01 ホームページ完全リニューアル!

新人店長研修におすすめの講師とは?

新人店長研修が注目される背景

多くの企業で店長研修が導入されていますが、特に「新人店長研修」の需要が急増しています。
理由はシンプルで、店舗数の拡大や人材不足により、十分な経験を積む前に店長に昇格するケースが増えているからです。

しかし、新人店長は現場で直面する課題に圧倒されやすい立場でもあります。

  • 数値管理に不慣れ
  • スタッフ育成やシフト管理に戸惑う
  • クレーム対応に自信がない
  • 自分自身がプレイヤーからマネージャーへの転換に苦しむ
  • スタッフとうまく関係を作れないか不安になる
  • スタッフに強くいえずに悩む

これらの壁を越えられずに早期離職してしまうことも少なくありません。だからこそ、新人店長に最適化された研修が不可欠なのです。私もこれまでに多くの新人店長研修を担当してきましたが、先輩店長から口を揃えて「その研修私たちも受けたかった・・・」ともれなく言われます。我流で進めることに確信を持てずに不安を抱えていたことを考えるとよく乗り切ったなと先輩店長と話をしていていつも実感します。(ちなみに、先輩店長の研修も各社私が担当しています)


2. 新人店長研修に必要な要素

新人店長に求められる研修内容はベテラン店長とは異なります。
最も大切なのは、**「現場ですぐに実践できるスキル」と「リーダーとしての意識転換」**です。

主な要素

  1. 数値管理の基礎
    売上・客単価・回転率・労働分配率など、最低限の数値を見る力。
    (当社ではこの分野の研修は社内研修講師が担当するように伝えています)
  2. スタッフマネジメント
    指示命令ではなく、信頼関係を築きながら動かす方法。
  3. 接客・サービスの標準化
    自分の経験頼みではなく、誰でも同じレベルの接客ができるよう仕組み化する。OJTやロープレを学びます。
  4. 問題解決力
    クレームや突発的なトラブルに落ち着いて対応できる力。いかに初動で解決できるかを主に指導します。
  5. リーダーシップの自覚
    「自分が現場の空気を作る」という責任感と行動習慣。他責に逃げず、自責で結果を出し続けるメンタリティが大切です。

新人店長研修におすすめの講師の条件

では、これらを新人店長に教えるにはどんな講師が最適なのでしょうか?

条件① 新人店長の課題を理解している

新人店長がどこでつまずきやすいのかを知っている講師でなければ、的確な指導はできません。
「何から始めればいいのか分からない」という漠然とした不安を言語化し、解決のステップを示せる講師が理想です。
一例ですが、いきなり店長らしく振る舞うよりもスタッフのことを理解し関係を築くところからはじめましょう。新しいルールや業務改善などはそれからです、と伝えています。

条件② 難しいことをシンプルに伝えられる

新人店長にとって専門用語や複雑な理論はハードルが高すぎます。
成果を出す講師は、カタカナを極力減らし、わかりやすい言葉を選びます。また、要所要所「ここまでで何か質問ありますか?」「わからない言葉ありませんでしたか?」と質問をします。

私の場合は、明らかに反応がない場合は「マーケティングミックス、みんな知ってる?ほんと?ぶっちゃけわからない人、こそっと手をあげてみて」と手を挙げる瞬間を笑いに変えて、その後に聞きやすくする工夫も取り入れます。

条件③ 実践形式で教える

新人店長は「聞くだけの研修」では行動に移せません。
ロールプレイ、ワークショップ、ディスカッションを取り入れ、体験しながら学ばせるスタイルを取れる講師が必要です。
新人店長は教育研修の受講慣れをしていないため、座学だけでは受講することが目的になりがちです。

条件④ 自信を引き出せる

新人店長が最も必要としているのは「やれる」という自信です。
講師がポジティブなフィードバックを与え、「小さな成功体験」を積ませることで、店長は前向きに現場に戻れます。

私も新人店長研修ではできていないことよりもできたことを承認・賞賛します。
もちろん伝えなければいけないネガティブ要素もありますが、伝える際は、良いところを伝えた上で、「惜しいんだけど・・・」とネガティブなことを伝えるようにしています。

条件⑤ 継続的なフォローを設計している

研修1回で完結させるのではなく、半年・1年かけて実施をすることが大切です。
成長をサポートする仕組みを持つ講師こそ新人店長に適しています。


社内研修ではカバーしきれない理由

新人店長研修を社内だけで実施する企業も多いですが、そこには限界があります。

  • 社内の上司が講師を務めると「評価されている」という緊張感が強く、素直に弱みを出せない
    リラックスして研修を受講することはほぼ不可能です。
  • 経験豊富な上司ほど「自分のやり方」を押し付けがち
    自然と偉そうな口ぶりになることも多いので新人店長研修では特に気を付ける必要があります。
  • 他社や外部の最新の方法論が入らないため視野が狭くなる

外部講師であれば「第三者だからこそ安心して相談できる」環境を提供できます。新人店長が弱みをさらけ出し、本音で学べる場を作ることが成果に直結します。


外部講師を呼ぶメリット

新人店長にとって、外部講師から学ぶメリットは特に大きいです。

  1. 新鮮な刺激で意識が切り替わる
    社内の延長ではなく「プロの講師」から学ぶことで、学びへの姿勢が変わり劇的にモチベーションが上がります。
  2. 他社の成功ノウハウを吸収できる
    多くの業種を知る講師から学ぶことで、幅広い視点が得られます。
  3. 失敗や悩みを安心して相談できる
    外部講師と新人店長は、利害関係がないため店長が本音で課題を語れます。

新人店長研修のゴール

新人店長研修の目的は「知識を増やすこと」だけではありません。
心のゴールは、新人店長が現場に戻ったときに “すぐ行動できる自信” を持っていることです。

  • 毎日の売上や月売上を見ながら翌月の店舗運営の方針が決められる
  • 全スタッフに苦手意識を持たずに声をかけられる
  • クレームをはじめトラブルがあっても冷静に対応できる

この状態を作ることが、研修講師の最大の役割です。

新人店長が一番辛いのは、「わからないことをわからないままやらなければいけない」シチュエーションに出会した時です。


7. まとめ:新人店長研修に最適な講師とは?

新人店長におすすめの講師は、次の条件を満たす人です。

  1. 新人店長の課題を深く理解している
  2. 難しいことをシンプルに伝えられる
  3. 実践形式で教えられる
  4. 自信を引き出せる
  5. 継続的なフォローを設計している

社内研修だけでは補えない弱点を補い、外部講師の力を組み合わせることで、新人店長の成長は格段に加速します。

今日からできる第一歩は、講師候補に「新人店長向けのプログラムを持っているか」を確認することです。それが成果を出す研修のスタートラインになります。