店長研修はカリキュラムも大事だけど、研修後はもっと大事
年間100件近くが店長研修を引き受けているのですが、大手企業や人事部がある会社にありがちなのが研修の目的です。
講師である私は「成果」を出したいと思って店長研修に臨むのはごく自然なことですよね。
しかし、一部企業では店長研修を実施する目的が店長研修のカリキュラム重視で「良い」アンケートを集めたいと思っているところがあります。
もちろん良いアンケート＝良い成果となるのが一番良いのですが、店長研修後に課題に取り組んでもらい、大変だがやりきることで成果に繋がるのが「売上成果」なのです。
店長研修を受講しただけで成果に繋がることはまずありません。
というか絶対にない。
今までの思考・行動パターンから抜けだす苦痛を乗り越えて一歩踏み出す局面は全員に訪れます。
だから私の店長研修アンケートは「やることがいっぱいで大変そう」とフィードバックをもらうことも少なくありません。
私の評判なんかどうでもよい、成果に繋がればオールオッケー！というのが私の考え方ですし、店長研修を進める際の鉄則でもあります。
しかし、課題を出してすべてうまくいくわけではないので、事務局のコミットメントが必要になります。
店長研修中は私の管理下にありますが、店長研修後は受講生の自己管理になります。
課題を遂行するには自己管理に委ねないということが大切。
なぜならほとんどの受講生が「忙しい」ことを理由にやってこないから・笑
これね～、本当になんとかならないものかといつも思うわけですよ・笑
店長に必要な要素は「学習継続力」である
売れる店長の多くは私の書籍を読んだことがある方が多いです。
それも誰かからアドバイスされたり、強制されたわけではなく自らの意思で本屋さんに足を運び、書籍を手に取って読むわけです。
この学習継続をしている店長の中で成果が出ていない人なんているのか？と逆に思ってしまうほど成果を創っている店長が多い。
何か、えこひいきをしているわけでもなく実感値としてあります。
私のオンラインサロンも入会者の多くは書籍で私を知ってくれています。
サロン生の中には、ドラッグストア1900店舗で利益トップ店舗の店長や、福岡でエステサロンを経営し、口コミランキングで1位をとってしまったり・・・昨対比140％超えを実現した人もみんな私の本を読んでいます。
店長は責任者なのでよけいに自らの意思で学習環境と継続をつくらなければいけません、本来なら。
しかし、多くの店長が人材不足を理由に学習継続を怠る人が増えています。（※こんなこと言うと「私と代わってくださいよ」と言う人が出てきますが・・・）
目標達成するためにはまだまだできることがある、というのが私の答えです。
しかし、「できること」が枯渇しないためには店長自身が学習をし続けることが必須であることも欠かせない事実なわけです。
私の店長研修では毎月ビジネス書を1冊読んできて頂くのですが、最初はいやいやながらやる人が多いのですが、半年もすれば「本で読んだことをやったら結果に繋がって今では月に3冊読んでいます」という方が多いです。
それくらいビジネス書は店長の現場力を強化することに繋がります。
私が学生の頃は接客・店長といったキーワードのビジネス書は少なかったのですが今は沢山あるので片っ端に読むのでも良いと思います。
課題が成果に繋がるよう設計するのが私の仕事
私は店長研修だけではなく、店長研修後の課題も成果に繋がるように設計をしています。
店長研修が1年以上続いてる店長陣以外には基本的に書籍も何の本を読むべきかも含めて課題を出すようにしています。
なぜなら、課題の成功体験がなかったら店長研修を受けること自体が苦痛になるから。
1年後に「やっぱり成田研修を諦めずに最後まで受けて良かったな」と単なる学習の総量ではなく、きっちりと成果に繋がっているということが何よりも大切だと個人的には思っています。
そのためにもやはり講師の店長研修のカリキュラムはじめ課題の設計まで手を抜かずやりきることが求められています。
受講生の負担が少しでも軽減され、目標達成に近づく、これをテーマに店長研修設計をしています。
私は毎月店頭に立って一緒に販売をしているから店長の激務ぶりには感銘しかありません。
頭が下がる想いです。
しかし、今の環境を脱するにはやはり負荷が必要なのも事実です。
「やらされ感」を少しでも減らし「未来に希望」を持てる店長研修をこれから創っていきます。
（あれ？なんか最後は宣言みたいになっちゃったな・笑）
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