店長教育の必然性に気づいた当社クライアントでの出来事
やはり、店長教育は必要だ・・・そうつくづく実感した出来事を今日は紹介しようと思います。
売上を上げ続けるために必要なのは、店長力です。
店長さえしっかりしていれば店舗スタッフは必ず変わりますし、売上も好転します。
どれだけ「あそこのスタッフは・・・」と不評でも店長次第では激変します。
どんな店長でも店長力が備われば確実に店舗スタッフを味方につけることができます。
当社クライアントで3月末に昨対比110%で着地をした結果の背景には店長力アップが理由とのことでした。
具体的に店長力とはどんな資質なのか?を聞いたところ
求心力
と答えました。
ほほぉ・・・なかなか深い!
求心力とはその言葉の通り、スタッフを引きつける力です。
スタッフが「この店長と一緒に働けることは幸せなことだ」
と理想の存在として認識させるのが上手だと教えてくれました。
しかし、言葉では理解できても、どうしたら求心力を高めることができるのか?が知りたいですよね。
私も気になって聞いてみました。
そこで返ってきた答えは、「やりきる力」「やり通す力」だと。
私の店長研修の進め方でも重要視しているのが「骨太な店長を育てる」という方針があります。
これはどういうことかというと、何が起きても動じない強い心を持った店長を育成する、ということです。
今多くの店長が自信をなくしています。
今までは統率をしてリーダーとして引っ張っていくという店長像に自分が近づけないことが理由です。
私は今の時代にあった店長のありのままで良いと思っています。
ここで大切なのは、自分という軸をしっかりと持つことです。
周りにふらりふらりではダメ、しっかりと「個」を持つことが大切です。
店長研修でも「自分が店長にふさわしい!」と思い切ることが大切だと言っています。
それに伴った行動をすれば自信は必ず形成されるし、骨太になります。
自分で自分を承認できるように自身を鍛えるのも店長研修の大切な目的の一つです。
店長育成は、実行力重視で実施すると効果てきめん!
求心力を高めるには、「やりきる」力がやっぱり必要です。
これは昔から続くリーダーシップの原理原則です。
何もしていない店長の下で働き、日々あーでもない、こーでもないと言われたらそりゃ嫌ですよね。
「おまえやれよ」と最後は言われてしまうかも・笑
このやりきる力というのは、責任感から生まれます。
つまり、やりきれずに上手にサボる店長にはこの責任感がありません。
やりきる=責任感=「店長力」
両者を高めるために私は店長研修で実践重視の研修内容にしています。
私が最初から最後まで答えを提供してしまうと他人事のノウハウになり、実行力が著しく低くなります。
これは11年店長研修をしてきて今でも痛感しています。
全部開示しない、店長にも考えてもらい自分で答えを出してもらうことを大切にしています。
自分で見つけた答えは誰の責任にもできないから実行力が高まる、という傾向があります。
責任感=自分事=「店長力」
そして、日々行動管理をして目標達成に導きます。
これからは私がノウハウを一方的に開示するよりも、受講生同士でノウハウを確立する方が時代にも合っている気がするなと最近思います。
「店長研修2.0」に移行しつつあります。
実行力を高めるためには、店長研修内で「3S」を徹底しています。
3Sとは?
賞賛・承認・尊重
お互いに認め合うことにより承認欲求を満たすことができます。
そうすることで、実践力を確実に高めることができるし、モチベーションも上がるので、店長研修の雰囲気が格段によくなります。
遅れる人が出ないように私は全体をフォローしながら店長研修を進めています。
ぜひ自社の店長研修実施の参考にして頂けたらと思います。
昨対比110%を超える当社クライアントみたいな成果を作りたい!
店長研修を自社で開催するにはハードルが高すぎる・・・お願いしたい!
という方はぜひ一度当社にお問合せください。
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