店長向け研修で業績向上する会社ってどんな会社??
私が見ていて、店長向けの研修で業績向上が早い会社の特徴は、従業員満足度が高い会社です。
具体的に従業員からどんな声がでているかというと、
「会社に研修の機会を用意して頂いているので・・・」
こんなフレーズや、
「会社にもっと貢献したいのでがんばります!」
という店長さんの声です。
「頂く」という言葉と「貢献」はES(従業員満足度)が高いことを表しています。
逆に従業員満足度が低い会社で店長研修を実施しようとすると・・・
(これは過去にあった実際の出来事)
・店長の集まりが悪い
(店を出られる状況じゃない・・・と言われて欠席)・研修よりも休みをくれ!
(休憩中に事務局サイドに愚痴る店長)・課題は出さないで欲しい
(日々の激務で課題をこなしている時間がない)
とまぁ見て頂くと従業員満足度が低いことがおわかりですよね。
今は事前にここまでヒヤリングできているので、従業員満足度が低い会社ではESを上げるコンサルティングからはじめて状況が整ったら店長研修をスタートするという手順で当社は動いています。
そうでないとせっかくの機会「会社も店長に成長してもらいたい!」と思っているのに全く伝わらないという投資対効果が落ちます。
店長研修をしながら従業員満足度を上げるという手法をとることもありましたが、時間があまりにもかかるためESコンサルティングをしてから店長研修導入へと進めることにしています。
店長研修で集まった際に同士が仲良しの会社は風通し通い証拠
店長研修の休憩中に店長同士が談笑している会は業績向上がとても早いです。
店長研修では基本的に課題が出ます。
もちろん各店舗の店長が自店舗に持ち帰りやりきるのですが、店長同士の関係性が良好だと、お互いにどうやって自店舗で展開しているのかをきっちりとノウハウ共有ができています。
もちろん多少なりとも仲良し店長同士で群がる傾向もありますが、1年も受講をすると最初から談笑する文化のある店長研修であれば全店長と良い人間関係を築くことができています。
そして、自主的にライングループを作って全店舗の情報共有をすることができています。
毎日店長研修ノウハウを共有できる環境が作れたら「もうこの会社も1年くらいで卒業できそうだな」と前向きな気持ちになれますね。
社長が店長研修に毎回顔を出す会社は業績アップが早い
これは以前にもコラムで紹介しましたが、重要なのでもう一度。
このコラムをご覧になっている社長が自社に店長研修導入を検討していたら毎回顔を出すことをオススメします。
なぜなら、社長も一緒に受けることで共通言語も増えるし、何より会社が本気で店長研修を導入するサインに繋がるからです。
そして、休憩中も店長研修で決まったことや課題を社長と交渉する店長を見ると、
「この会社とんでもないポテンシャルだな・・・」
と実感します。
店長と社長が談笑できるというのは本当に重要なことですが、まだこれまで11年の店長研修で数えるほどしかありません。
しかし、一緒に受けることで100%業績アップしていることを考えると、ベースとなる
「従業員への愛と支援」が本当に日頃のコミュニケーションから従業員が体感できるように社長として向き合ってるんだな・・・と涙が出そうな想いになります。
一緒に働ける店長は幸せだなっていつも思います。離職率もものすごい低いですしね。
と今回は3つ紹介しました。
すべてがES(従業員満足度)によるものだったと実感されたと思います。
今後店長研修を導入して会社を改革したい!店舗を改革したい!と思う経営者や人事部の皆様は、この3つを大切にしてみてはいかがでしょうか。
せっかく実施するのであればできる限り早く成果に繋げたいですよね。
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