時間が足りない・・・の原因は無意識の行動が多いから
時間管理(タイムマネジメント)は永遠のテーマの一つですよね。最適にしても次の課題が浮き彫りになる・・・そんな果てしない課題とも言えます。
私も日々時間管理を最適化できないかと取組続けているのですがまた一つ課題を解決したので皆様に紹介しようと思います。
時間管理の要となるのが「無意識」と「意識」の差です。
私はもともとルーティーン化して考えなくてもできるレベルにすることを自分に課していました。
しかし、この手段が無意識の幅を広くして時間の最適化する余白を奪っていることに気づきました。
朝起きてやることが決まっていて、
・本を読む
・メールを返す
・タスクを明確にする
・優先順位を決める
・研修準備
などある程度パターン化しています。
このパターン化に問題があるのではなく、無意識に取り組んでしまうことが問題だということです。
先日のクライアントの店長研修で話をしたのですが、「無意識のワナ」と呼ぶ最適化から遠ざける思考習慣があることに気づきました。
無意識レベルで実行に移すことは私自身も相当トレーニングを積みできるようになりましたが、無意識なのでパターン化し、無意識の中で取り組んでいることを最適化しようという意識までは持てていませんでした。
正直無意識にできるレベルになればOKくらいでしか考えていなかったのです。
しかし、やるべきことが増えてきて時間語りないな・・・と思い始めていたのでじっくり考えたらこの結果にたどり着くことができました。
時間が足りない・・・と思っているのだとしたら何をしているのかを振り返ろう
店長教育(店長育成)の場で皆さんに伝えた時に反応が一緒でした。それは・・・「わかる」でした。
暗黙知になっている日常を形式知に直されると人は大きな気づきを得るものです。
もっとわかりやすく話すと、なんとなく漠然と思っていたことが明確になるだけでも店長研修の価値はあったなと思いました。それくらい大きな気づき(伝わってますかね・笑)でした。
あなたはどんな一日を過ごしていますか?
きっと私と同じように無意識で過ごす時間と意識的(気合いを入れないと終わらないこと)に取り組んでいる時間の違いがあると思います。
まずは、今何をしているのかを付箋に貼り時系列で並べることから始めてみてください。
そうすると「あれっ?これにすごい時間かかってるな・・・」と実感できるタスクが見つかるでしょう。また、これもっと効率化できるはずだな!それまでは一度も「効率化しよう」とすら思っていなかったタスクと出会えるかも知れません。(私は4つ見つかりました。)
未来の売上を作るのはひとえに毎日能力を高めることに時間とお金を使うことが大切であるとクライアントにも伝えています。
この原理原則は店長研修・販売研修・販売員研修・接客研修問わず重要な習慣形成です。
しかし、最適化できていると勝手に思い込むことで生まれた時間の浪費があることはこれまで伝えたことがありませんでした。
無意識レベルでできることが一番心理的ストレスもないし、時間効率の最大化になると信じていました。しかしそうじゃないんですよね。
売上を上げ続けるためには常に変化しつづけなければいけません。当然ながら時間の使い方も変化させ続ける必要があります。
現状維持が衰退すると昨日のコラムでも書きましたが、自分自身まだまだだなと。
今していることに満足せずに、いかに効率化をあげられるか?その中に余白(リラックス)の時間も入れながら集中できる時間を増やす、こんな工夫も取り入れて自分がやりたいことをやれる環境を構築していきましょう。
今後店長研修でも伝える時間効率について新しい気づきがあればまた紹介します。
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