店長研修は“単なる勉強会”ではない
店長研修と聞くと、スライドを見ながら講師の話を聞く座学型をイメージする方が多いですが、それは時代遅れです。現場の売上と人材力を同時に伸ばす店長研修は、「現場実践×数値改善×マインド改革」の3本柱で成り立っています。
私が過去に携わったクライアントの中でも、この3つを押さえた研修を導入した店舗は平均で前年比120%以上の売上を達成しています。
店長研修をただの知識習得研修で終わらせないためにも、実践(アウトプット)を前提とした研修構成が必要になると思います。「勉強になった」というよりも「早速明日から〇〇を始めてみます!」と具体的な行動プランが策定できることが望ましいです。
売上を120%に伸ばす3つの本質
本質① 現場で使えるマネジメント技術を習得する
教科書的な知識ではなく、その日から使える「マネジメント技術」が必要です。
例えば、朝終礼の進め方ひとつでも、
- 「今日の売上目標は〇〇万円です(でした)」と数値の共有だけで終わらせない
- 終礼時に各スタッフの1日の仕事を振り返って課題を立案し、行動改善案を引き出す
- 翌日の朝礼から昨日の行動改善案を行動に落とし込む
この流れを確実に実行できる店長は、成果が早く出ます。PDCAの回転数と質が成果の8割を決めます。
本質② 数値を“追う”のではなく“創る”
多くの店長は売上や客単価という結果指標ばかり見ています。しかし本当に見るべきは、その数字を生み出すプロセス指標(例:声掛け率、提案率、成約率、客単価)です。
私の研修では「先行指標マネジメント」を徹底し、店長が毎日数字を創る行動に集中できるようにします。この意識が根づくと、売上は自動的に上がっていきます。
本質③ マインドを“管理者”から“リーダー”へ変える
売上を伸ばす店長は、単なる管理者ではありません。スタッフを動かし、現場の空気を変える「リーダー」です。
管理はマニュアルでできますが、リーダーシップは店長本人の在り方からしか生まれません。研修では自己認識を深め、「自分がどうありたいのか」を言語化してもらいます。ここが変わると、スタッフのモチベーションが一気に変化します。
補足ですが、管理をするだけで稼げる時代は終わりです。店舗管理(ミス・漏れ・トラブルなどを最小化)だけではなくマネジメント(売上アップに繋がる施策やスタッフモチベーション)力も今の店長には求められます。
もし、ここまで記事を「うちの会社・店舗はなぜ不調なのか?」という目的で読み進められていたなら課題はここにあるかもしれません。
成功事例:自動車販売店A社のケース
神戸にてFC含めて展開する自動車販売店A社では、店長研修導入から1年で昨年度対比の売上が120%達成しました。
特に大きかったのは、スタッフの自発的な提案が倍増したこと。結果として接客満足度が向上し成約率が爆上がりしました。また、企業全体の根幹を作り上げるような安心パック(客単価アップ)も構築されたのが大きかったです。
まとめと行動提案
店長研修は「知識を増やす場」ではなく、「現場を変える場」です。
売上を伸ばす3つの本質は以下です。
- 現場で使えるマネジメント技術
- 数値を創る先行指標管理
- 管理者からリーダーへのマインド転換
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