店長研修はフォローアップとセットで考えるべき理由
店長研修を実施して毎回気になるのは事務局(本部)がきっちりと店長のフォローアップができているのか?ということ。
これまでの店長研修で思うような結果が出なかったところは私のコンテンツ力不足もありましたが、事務局のフォローも大いに関係があると私は見ています。
(※ちなみに今新規のクライアントでは事務局が店長のフォローアップするための研修や仕組み(ツール)提供をしています。再現性を高めるための私なりの行動です)
そのため基本的には成田研修事務局を発足できない企業とは今は取引をしていません。
それくらい店長研修を受けた後が重要であると私は考えています。
もちろん自身のコンテンツを磨くことが最優先だと考えていますよ・笑
その上で話をしているのでご理解ください。
店長研修のカリキュラムの中でももちろん接客スキル・マネジメントスキル・販売スキルを習得するためのロールプレイングやグループワークは豊富にもうけています。
しかし、あくまでも店長研修で学んだことのアウトプットの場に過ぎません。
一番大事なのは、店頭に戻って実行をすることなのです。
というか店長研修の研修価値をはかるのは唯一店長が店舗に戻って何をしてどんな成果を作ったか?だけなのです。
店長研修を受けてアンケートを見ますが、私もプロ講師としてアンケート結果には満足しています。
が、しかし!!!!
と言われたときはものすごく悔しい気持ちになります。
なぜなら、「何をするのか」を語っていないからです。
がんばる、というのはとてもきれいな言葉ですよね。
いろんな可能性を期待させますが、研修講師の道を選んでわかったことがあります。
それは、頑張る、というのは何もしないということだということです。
店長研修の内容も大事だけど、一番大事なのは具体的な行動宣言をしてから帰すべき
店長研修をしていて私はずっと高い集中力をキープして研修をしていますが、一番気合いと入れるのが最後です。
受講生みんなは疲れ切っている顔をしていますが・笑
最後がなぜ重要なのか?
それは、明日何をすればいいのかが明確になっているかはこちらのコントロール下にあるからです。
店長研修中は私が主導権を握ります。
しかし、一歩研修会場を出たら主導権は受講生が握ります。
そして行動管理をするのが事務局。
これが研修の掟です。
ですから研修が終わるまでの間に私が望む「実践内容」までしっかりとセッティングをしてから帰すことが大切だとすべての研修講師に伝えたいです。
研修中にいいことを言っていても、研修内で自分の仕事に「置き換える」作業を一緒に考えてあげないと受講生自らの意思で置き換えをすることになります。
とてつもなく前向きな店長であればOKだけど、多くの店長はそうじゃない。
受けたら「あ~終わった」というのが本音でしょう。
だからこそ、研修内で研修講師が望む結果に至るようにガイドすることが重要です。
私はこうして店長研修を設計して目標達成を後押ししてきました。
もちろんやるべきことを明確にした店長を次は事務局が懸命にサポートをします。
こうしてお互いの役割を全うすることで成果の出る研修につながります。
研修講師任せでもだめだし、経営者任せでもだめ、受講生任せもだめ。
全員がコミットして目標達成のために向かうことが何よりも重要です。
店長研修の目的を全員が理解しているかを考えて!
店長研修を実施するオープニングミーティング’(初回)は基本的に研修に関わるすべての人に参加をしてもらいます。
そこで一番時間を割いているのが「何のための研修なのか?」そして、この研修で何を成し遂げたいのか?を話します。
大きく目的は二つに分かれます。
精神的報酬
経済的報酬
です。
この二点の説明をきっちりとをすることで取り組むメリットを自分の中で咀嚼し、明確にします。
この工程をサボると、研修期間中にやらされ感満載の受講生がたくさん生まれてくるので必ず行うことが重要です。
今日の話があなたの会社の店長研修に役立つと嬉しいです。
良い記事だなと思ったら「いいね」と「シェア」をお願いします!
【ツイッター始めました】
今まで完全放置だったツイッターを完全復活させ今ほぼ毎日更新しています。
熱狂宣言を再読。改めて独立した2007年から2010年くらいまで毎年のように松村社長が会社に呼んでくださり「面白い話ないの?」と質問攻めされた日を思い出す。本出した時もブログで紹介してくれて、本の帯も2冊快く快諾してくださって。どんなに立場が上がっても接し方は変わらない。私のお手本経営者
— 成田直人 (@naritanaoto) 2018年2月24日
ぜひ今すぐフォローをお待ちしています!
関連記事はこちら