店長研修に参加する店長は会社の心臓部!接して見えた未来の店舗像とは?
店長研修を実施して企業の心臓部である店長と接して見えた店舗の未来像について今日はお話をしようと思います。
これまでの店舗経営は需要が明らかに多かったため仕組みで企業経営をしていたところがほとんどです。
先日も企業役員と話をしていて、ある一定のレベルまで仕組みで上がる、しかし最近この仕組みが機能しなくなってきた、と教えてくれました。
これは今多くの企業がぶつかっている課題ではないかと思います。
私自身も店長研修を担当していて、「仕組み」だけじゃ食えないんだな~とつくづく実感しています。なぜなら、仕組みの中で働いてきた店長は創造力がないからです。
しかし、今顧客のニーズは爆発しています。今までのセオリーで商品やサービスが売れなくなってきているのはあなたもきっと感じていることでしょう。
店長研修の中でも「思考力を磨く」というテーマでワークを重ねているのですが、どのクライアントも最初は苦戦しているのが現状です。
最初から思考力の高いクライアントはほぼゼロで、「言われたことならできる」というスタンスがしばらく抜けないところがほとんどです。
この現状が続くと次第に市場競争から取り残される道をジワジワを進むことになるのですが店長陣は仕組みの中で動いてきたのでこの危機感がありません。ジワジワ売上が下がってもどこか他人事のような話しぶりで「これで大丈夫?」と思うことがあります。
僕の友人で先日独立をした元APカンパニー副社長の大久保君が「与えすぎは奪う」という言葉を教えてくれました。
「与えすぎは奪う」
名言だ・・・。
仕組みの中で働かせると考えることがなくなり企業の手となり足となります。頭を使わずに長年働くことで創造力を取り戻すが難しくなるのです。
習慣とは怖い、そうこの仕事を続けていると実感します。
仕組みで環境を与えすぎると奪われるのが創造力です。創造力が奪われるのは今後仕組み以上にウイークポイントになる可能性があります。
なぜなら、仕組みで勝てるのは一部の超大手企業だけであって残りの99%の中小企業は創造性を発揮する仕事(店舗運営)に切り替えないと未来がありません。
なぜここまで言い切っているのかというと、AmazonGOもそうですが無人店舗が増えて欲しい商品だけを購入するのであれば有人店舗はいらないからです。
いよいよ無人店舗が全国展開する日が近づいてきました。あなたの店はそんな状況下になっても戦えるだけの知恵を持っているのでしょうか。
店長に創造力を取り戻す一年にせよ!
中小企業が生き残る道はただ一つ。店長に創造力を取り戻すことだと言えます。
なぜなら、各店舗ごとに来店される顧客が違う上、リアルタイムで様々な要望を持ったお客様が来店するからです。
価値観(ニーズ)も多様化している顧客が多いためこれまでと同じことをしていたらどっちにしろ衰退します。
だから、リアルタイムに顧客の多様化したニーズに応えるスピード感と柔軟性が求められるのは間違いありません。
いちいち本部に確認したりなんかしていられません。その場で意思決定しなければいけないのですから。
これまでは「本社に確認して・・・」なんて悠長なことを言って顧客を我慢させていましたが、顧客は店を選びたい放題なのですぐに「じゃあいいです」と関係が断絶されて一生来店してくれません。
即断即決即行!
これが重要な時代になりました。
あなたの組織が今以上にもっと顧客に選ばれるためにも言われたことだけをこなす店長から創造力に溢れた店長育成を今からでも遅くないのではじめていきましょう。
私は今沢山の企業の店長研修を担当しています。大小様々ですが、あなたの企業の店長力アップは間違いなく力になれる自信があります。
問い合わせをお待ちしております。
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