小売業の店長研修は会社全体の文化を変える力がある!
店長研修を受講した生徒さんの多くが変わるのが僕の店長研修の特徴です。
(余談ですが、年間の教育研修の中でもダントツで多いのが店長研修です。)
売上アップをすることが目的で導入することが多いのですが、副次的効果が沢山期待することができます。
・離職率低下
・従業員満足度向上
・スタッフモチベーションアップ
・クレーム減
・接客力向上
・タイムマネジメント力向上
・客単価アップ
・利益率アップ
と、効用を書いているだけで記事が終わってしまいそうなのでこのへんで。
結果的に売上が向上し、継続的な売上アップに繋がり研修を卒業します。
その後店舗コンサルや新人研修など様々な研修にシフトするのですが、肝は店長研修であることは間違いありません。
店長が変わればスタッフが変わる
スタッフが変わればお客様に笑顔が増える
まずは、店長が変わることが大切で、私自身クライアント先でも最初に提案をするサービスと言えます。
ここまで店長研修にこだわる私ですが、もう一つ大きな理由があります。
店長向け研修の最終的な目的とは?
いくつか店長研修を実施することで得られる効用と効用の総計で売上が上がるという話をしてきました。
しかし、ここだけを見て仕事をしないのが私の店長研修の大きな価値と言えるでしょう。
担当してきた会社の多くが店長研修をきっかけに会社の文化が変わってきたということです。
会社の文化とは大きく分けて二つあります。
・結果から逃げない
・自己投資するようになる
・結果から逃げない
結果から逃げないというのは、「結果に誰も愚痴を言わなくなった」→他責にしなくなったということです。
これは店舗ビジネスに限らず強い組織の典型的な文化と言えます。
いつの時代も生き残り続ける企業文化が店長研修を実施することで手に入るのです。
結果から逃げるというのはこれからの時代致命的で、理由はとても簡単。
結果が出る出ないを気にし始めるのは昨対比を割始めてからです。
だんだんと売上が下がってくると、結果を気にし始めます。
目標売上が達成しているとたいていの店舗経営者はこまかいことを気にしません。
だから、結果について他責にする必要がなかったのです。
しかし、昨対比を割り始めると何のリスクヘッジもしてこないから全員が「俺知らない」「私知らない」と他責集団へと化してしまうのです。
この企業文化は本当にまずい。
なぜなら、V字回復するためのアイデアを練り上げることを放棄しているから。
無理無理・・・私は知らない と全員が思っただけでもぞっとしませんか。
極端だよと思うかも知れませんが、こういう状況に陥って業績不振の会社は少なくありません。(あくまでも個人の見解です)
・自己投資するようになる
二つ目は一つ目に通ずるところがあるのですが、自己投資するようになる点です。
一般的に卒業するまでに3年くらいお付き合いが続くのですが、ほとんどの企業でビジネス書を毎月3冊程度読む文化ができあがります。
これは未だにクライアントOBに会うと「従業員全員が本を読んでいます!」と報告をしてくださいます。
この自己投資は後の成果に役立つので継続学習がちゃんと機能していることが嬉しいです。
そして、本と一緒に僕のTwitterもフォローしてくださっているので二重で学べると好評です。
ぜひ僕のTwitterアカウントもフォローお願いします。
俺やっぱり
小売、サービス、飲食では 圧倒的なコンサルになりたい。 いや、なる。 心から店が好きだ! — 成田直人⭐️日本一販売員&コンサル起業家⭐️ (@naritanaoto) 2019年1月7日
おかげさまで2021年11月現在約16000名にフォローしていただいています。
時間の許す限りビジネスノウハウを呟きますので、ぜひ!
と、話を戻しますが、継続学習をする文化ができるとどのような現象が起こるのか。
それは、時代に適応する力が付く、ということです。
うまくいかない会社はどのようなプロセスで仕事をしているのかというと、
実践→失敗→仕方ない→実践→失敗→仕方ない
と改善がありません。PDCAのCAとが欠如している状態です。
C・・・「評価」
A・・・「改善」
です。
そして、基本姿勢が自分は頑張ってる、自分のせいじゃないと全員が思っています。
しかし、継続学習がある企業は、
実践→失敗→課題発見→学習→スキル開発→実践→成功
の習慣で日々を過ごすことができるので、業界や近隣にライバルが来ても日頃の鍛錬が確実に活きてきます。
結果的に日々のPDCAが適切な企業が生き残り、そうではない会社は衰退するのです。
とくに2021年に入り競争はますます激化します。(記事編集を2021年11月にしているので2022年もウィズコロナでますます生き残りの難易度は高まりそうですね)
生き残りをかけた戦いも会社全体が自責・学習意欲の高い組織を構築することで長く店舗ビジネスを続けることに繋がります。
必要なのは、「適応力」です。
店長向けのマネジメント研修は未来を見据えて行う
店長向けのマネジメント研修のカリキュラムはここまでのお話でおわかりの通り、単純にこうしたら売上が上がりますよ!という研修ではありません。(ちなみに当社はパッケージ研修がありません)
現状の課題から見据えている未来への最短ルートのために目標は売上アップ、目的は会社文化にイノベーションを起こして「強い会社作り」を目指しています。
あくまでも目指したい未来・ゴールありきの研修カリキュラムにしています。
コロナで表面化した「強い店」の特徴はファンに愛される人材力ですよね。
体力があるうちに店長研修を導入して一緒に飛躍しませんか。
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