店長研修のカリキュラムにイノベーションを取り入れる理由
私の店長研修はカリキュラムが他社の講師と違います。
これは私の店長研修を受講したクライアント全員に言われることなのですが、今までの研修と違う、という声を頂きます。
私なりに分析をしたのですが、店長研修の中にイノベーションについて話すことが多いからだと思います。
多くの講師は過去の成功体験を体系化してコンテンツを創ります。
ある意味データベースの整理になります。
私ももちろん過去の成功体験をもとに研修を創ってきましたが、最近はクライアント事例や接点を通して見えた世界観を伝えることも多くなりました。
過去の成功体験×クライアント事例×イノベーション=店長研修2.0
とでもいいましょうか。
現役の販売員もしながらコンテンツを創っていることもあり、マネジメント面も小売・サービス・飲食業の方向性も見えてきます。
この方向性が確かなモノなのかを検証し、クライアント先で実践・成果へと繋げています。
おそらく、店舗の今後の戦い方というのを現場感と大局で見ている視点がこれまでの研修講師と違う視点なのかなと思います。
これは私が出版している書籍についても同じことが言えます。
これからやってくる激動の時代に店長としてどう戦うべきなのか?
を私は日々考えながら会社改革の仕事を推進しています。
店長研修で伝えるイノベーションとは?
それは三つあります。
1)売り方を変える
2)見せ方を変える
3)働き方を変える
です。
1)売り方
既存の売り方は市場衰退を見ていると効果がないことがわかります。
ある程度マニュアル化した接客トーク(マニュアル)は今の市場動向でフィットしていません。
今日でプレミアムアウトレットのバーゲンが終わる。行こうかと考えていたけど結局は行かない。なんか気分的にうざい接客されるのが嫌。行ってもアウトレットだからサイズがなさそう。前は結構アウトレット好きだったけど、今はそんなに好きではなくなった、イオンやららぽーと行った方が在庫はある。
— YUMI (@yumi227a) 2018年1月28日
この声がまさに商業施設から人が離れて違う商業施設へとうつる真実の声です。
まだ、この方は、店舗から店舗への移動だから良いモノの、中には店舗での接客がうざいという理由でネットショッピングにはまる人が多いのが実態です。
売り方もイノベーションが必要です。
かつて店頭で買うのが当たり前だった時代にもう戻ることはないからこそ、今でも店頭を利用してくださっているお客様への接客自体を変えないといけないです。
店長研修ではこの新しい売り方を教育し、店頭スタッフへと浸透させるための教育方法を伝授しています。
2)見せ方を変える
続いて見せ方を変える、というのはPOPやレイアウトのことを指します。
これも既存のポップのスタンダードや理論、VMDのフォーマットが崩壊しつつあります。
なぜなら、どの店も取り組んでいるので景色化し目に飛び込んでこなくなりました。
私が先日クライアント先で販売しているソーダストリーム(炭酸水を作る機械)の拡販のために天井からソーダストリームのガス1本で何本の炭酸水を作ることができるのか?を空きペットボトルで表現し、「こんなにエコなんですよ!」とPOPをつけたところ馬鹿売れしました。
おそらく日本中でどこもこの販促をしているところはないでしょうね。
目新しさ・斬新さというのが見せ方に最重要要素となってきています。
まさに見せ方のイノベーションです。
店長研修ではこの目新しさ・斬新さを取り入れた販促案を構築し、実施・成果管理をしていただきます。
セルフ型の店舗では効果絶大ですし、接客型では接客の価値をさらに高める、アプローチしやすい売場作りが可能です。
3)働き方を変える
これもとても大切。
長時間労働の時代ではないので、効率的な組織編成を組むようにします。
今までのシフト通りなのですが、勤務時間が短くなります。
なぜならすべての業務に疑いの目を向けて取り組み方を変えるからです。
まさに働き方イノベーションです。
既存の延長線に作業・業務をみず、全く新しい方法で作業・業務に当たる方法を模索する、またはITで解決できることは積極的にITを取り入れるようにしています。
今は無料のアプリでも充実した機能も沢山ありますからね。
既存のやりかたに満足せずに、もっと効率的に、そして創造的に仕事をすることの重要性を店長研修では教えています。
今既存のビジネスモデル、販売手法で行き詰まっている企業はぜひ当社へお問い合わせください。
必ずお力になれると思っています。
一緒に店舗×イノベーション=店舗2.0の新しい形を作り、繁盛店を量産していきましょう。
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