昨対比100%超えるのも大変・・・って愚痴っている場合じゃない
インターネットやライバル店の参入もあり、目標予算は年々下がってきています。当然ながらモチベーションをキープするのも至難の業です。
私がアルバイトしていた頃は、昨対比120%が予算、というのが当たり前でした。それは、正直言って今ほど競争は激しくなかったし、ABCマートの店舗も少なかった(当時120店舗、今は1000店舗を超える)ので、状況は全然違う点は否めませんが・・・
ということもあり、今多くのクライアントではほぼ昨対比100%程度が目標になっているところが多いです。
さらに状況が悪いのが店長の予算に対する見方がすでに未達成を決定していると思わざるを得ないのです。
「昨対比100%超えるなんて無理ですよ。」と簡単に言いのけてきます。
う~ん、微妙ですよね。もちろん事情はある程度理解していますが、ここは厳しく指導しなければ売上を上げることは難しいと12年コンサルティングの仕事をしてきてわかりました。
そして、私は、
「店長は1年半前からこの店にいますよね。ということは昨年の今の時期もここで働いていたわけです。昨対比100%を超えないということは、あまり成長していないということになりますね。
と敢えて(敢えてですからね・汗)厳しい言葉を投げかけるようにしています。
すると店長は、「そんなことはないと思いますよ。ただライバル店が増えたから・・・」と、当然ながら反論してきます。
でも、ライバル店が増えてもむしろ売上が上がっている店は沢山あるわけです。ただの言い訳でしかない。
昨対比100%を超えるのは当たり前。この基準がない店長の時点で失格だと私は思っています。
一番の理由は「売れない考え方」を持っていること、ここに問題があることが多く、ここを変えるだけで売上は驚くほど好転します。
当然ながらモチベーションも成功体験に比例して上がります。
じっくり考えれば必ず達成できる方法は見つかる
断言します、昨対比100%を超える方法は必ずあります。
どんな条件であったとしても必ず超える方法はあります。
しかし、売れない店長はこの可能性を1ミリも信じてくれません。
無理なものは無理、これでも精一杯やっているの繰り返し。
責任感の希薄がこういった状況を作っていることに早く気づかなければいけません。
では、達成できない店長はここまで話してもどんなことを言うのか?
「考えるって言っても考える時間がないんですよ。業務が忙しくて」
まぁこうなります。時間がない。人が足りない。ライバルが安売りしている。
これ以上の数字を求められても無理。
とパターン化しているのが売れない店長の特徴です。
できる・できないではない。
やる・やらないの話です。
だから私は店長に対して、
「予算達成したくないってことですね。」
と言えば、そんなことはないというが話の辻褄が合わない。
売れない店長は甲子園に行きたくても永遠に出場できない
話は変わりますが、例えば甲子園を目指している球児が、
「練習はこれ以上できません。だって学校の授業についていくので精一杯なので無理です。甲子園にはすごくいきたいですが、練習する時間が取れないんで無理だと思います。しかもうちの高校は強豪校でみんなうまいので試合にすら出られないかもしれません。」
と言ってきたらあなたはどう思いますか?少なくとも私は
「じゃあやめちまえ!」と言ってしまうでしょうね~。(元インターハイ選手としてそう思います)
売れない店長と先の甲子園を目指しているっぽい球児を比較すると、
これ以上できません→忙しくて考える時間はとれない
強豪校でみんなうまい→ライバル店舗の進出で売上が落ちる
と、こんな言い訳だらけの球児が甲子園に出られるわけがないでしょ。
店長も同じで達成できるわけがない。
本気で甲子園に行きたい球児は、時間があるとかないとかの問題ではなく、やるかやらないかだけの話ですよね。
当然やります。何が何でも練習します。だって甲子園に行きたいから。
それだけ思いが強いかどうかの問題なのです。
売れない店長は責任感が足りない、と同時に達成したい理由も不足している。
あなたの会社に昨対比100%を切っている店長はいませんか。
考え方をシフトさせ、時間を作り未来の売上を作るためのアイデア出しをさせれば売上はすぐに改善します。
当然、そもそも達成する能力がないのだとしたら時間を作って能力開発(店長研修など)にあてると能力がアップし、よりよいアイデアが生まれるようになるでしょう。
もしあなたの会社の店長が昨対比100%切っていることに慣れているのだとしたら今すぐにマインドを変えさせないといけませんよ。
手遅れにならないうちにぜひ当社にお問合せください。
必ず事業を好転させる店長研修を提供します。まずは、考え方を変え、モチベーションアップするところから一緒に始めましょう。
そして、一緒に会社を変えましょう。
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