副店長が必ず身に付けなければいけない資質は「コミットメント」である理由
副店長研修を担当していて今日再確認できたことがあったので忘れないうちに書こうと思います。
副店長研修でグループワークをしているのですが、店長研修と比べてほぼ全副店長が「遠慮」をしている、ということです。
おそらくこれまで店長の影に隠れていたことが影響しているのかなと思っています。
店長があれこれ決めたことを副店長は実行・管理する役割なので自分で「決めること」が店長ほど多くありません。
そのため研修をしていても「誰かが決めてくれる」という雰囲気がありワークが盛り上がらないケースが多いです。
(もちろんすぐにフォローアップしてワークも思った通りのアウトプットに繋げますが・・・自発的にはそうならないです)
そして、研修の中でも「自分で決める」機会をたくさん作ります。
店舗に戻った後も自分で決めたことが課題になるので店長に相談しながら最初は遂行します。
徐々に慣れてきたら副店長一人で意思決定と実行ができる課題を出しながら自立をうながしていきます。
副店長研修で副店長が「店長になれそう」と思う瞬間を作る方法
副店長はなかなか店長になりたいという願望が芽生えない・・・(笑)
おそらくこの記事をご覧になっているあなたもそう思っているかもしれません。
なぜなら、店長に魅力を感じていないからです。
例えば、自店舗の店長がいつも辛そうな顔をしている、業務量も増えてタフじゃないと乗り越えられないんじゃないかというネガティブな印象を持っている人がほとんどです。
責任が増える割には給料が増えない、それならこのまま副店長のままが良いと現状維持のリアクションが自然発生してしまいます。
これでは当然ながら企業は成長していくことができないですよね。
店長職に魅力をかんじてもらえなければ店長を目指すことができません。
私はどうこの問題(ジレンマ)をソリューションしてきたのか?
それは、全国のトップ店長を副店長研修にほぼ毎回呼んで体験談を話してもらうことです。
店長を目指す、目指さない要因の9割は一緒に働く店長の姿を見て、です。
しかし、店長になれば職場は変わります。
今一緒に働く店長とは違う店で働くことになるのです。
つまり、自分で切り開かなければいけないわけです。
今一緒に働く店長を見て目指したくなくても、独り立ちすることで得られる日常を実感して店長職を天職だと思っている店長も必ずいます。
このトップクラスの業績を出している店長に副店長研修にきてもらい「店長になって変わったこと」についてお話をしてもらいます。
これは手前味噌なのですが効果的面で、「店長職に対するイメージが変わった」とほぼ100%の副店長がいいます。
今一緒に働く店長との未来に店長があるわけではなく、自分で新たなキャンパスに画を描いていくのです。
今の店長が辛そうだから自分が店長になっても辛い、というのは別問題で切り離すことが大切だ、ということです。
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