接客販売研修でわかった客単価が上がると満足度は倍増する
先日の当社クライアント先での研修で面白い成果が出ました。
それは、客単価が10%上がって、スタッフの名前を覚えてくださったお客様がゼロから一気に二桁になったとのこと。
これは私にとっては嬉しい誤算で「えっ?なんでそんなに一気に増えたの??」と思わず身を乗り出して聞いてしまいました。
すると答えは「研修で学んだことを実践したら客単価が10%上がりまして・・・お客様に感謝されるようになりました。」と。
やっぱり客単価が上がることは正しいことなんだな!とつくづく実感しました。
多くの企業が周りが安くなると「うちも安くしなければ!」となるけど、これ破滅の道以外の何者でもないです。
安売りをするってお客様にとってはわかりやすい価値だし、提供する側も考えなくて済むほど単純な施策。何も考えなくてもできるということは参入する企業が多いということ、まさにレッドオーシャン。
大資本があり、さらにバイイングパワーがあれば別ですが、中小企業はそこに飛び込むのは破滅しかありません。
経営努力の中にはどうにもならないことがあるからです。
当然価格競争をすれば仕入れ価格の問題が出てきます。安売りをすれば多売しなければいけないので、人材への負担ものしかかります。
企業としてのメリットはもはや安売りからは見いだせないと私は結論を出しています。
だから、薄利多売で人材に負担をかけても問題ないという店舗経営者はここで読むのを辞めて頂いて良いと思います。学べることがないからです。
むしろ利益率も高めたい!もっと働くスタッフに一人一人のお客様に熱中できる環境を作り、適度な休息をとらせてあげたい!今の環境を改善したい!という方はぜひ続きをお読みください!
客単価は毎年上げ続けることが大切
今後、客単価を上げるというのは「文化」にしていく必要があります。
劇的に客数を伸ばすのは今後ますます困難になります。
今後は客単価を上げてリピートと紹介客を獲得する流れが標準になると私は読んでいます。
オペレーション型店舗は超大手企業に限定され、中小企業は個店としてのオリジナルの価値を追求する必要があるからです。
オリジナルの価値=客単価
となります。
お客様が欲しい商品やサービスを購入するのはオリジナルでもなんでもなくオペレーション対応になります。
当然満足度は満足もしくは不満にとどまります。
オリジナルの価値とは、お客様が望んでいる結果以上の結果を作るためのプレゼンテーションを行い、劇的な成果(感動)を作り出すことを指します。
このコラムでも何度も説明をしていますがオリジナリティとは客単価でもある、ということです。
今後人口は減り商圏の顧客数も減っていきます。
売上を上げるためには顧客を増やすことと客単価を上げるかのどちらかしかありません。
顧客を増やすための集客施策の反応率はご存じの通り下がり続けます。
顧客獲得コストは上がる一方なので、私は後者を薦めます。
客単価を上げることで感動を作り出し、感動は口コミを増大しリピート・紹介率向上による客数アップをも実現します。
集客を考えるよりも今来店してくださってる顧客から感動を作り出すことを考えるべきだと私は考えています。
クライアント先でも冒頭の様に実績が出ていることも証明の一つです。
客単価アップに対して抵抗感ゼロの組織文化が理想的
はじめのうちはどうしても客単価が上がる組織作りで抵抗勢力が生まれます。
これは例外なく訪れるものです。しかし、私の接客販売研修を受講することでその抵抗感はなくなります。むしろ、「今まで何をしていたんだろう」と深く気づくほど。
客単価が自然と上がる組織構築まで諦めずに取り組んでいくことが大切です。
もし、自社の店舗の未来が見えない・・・このままでいいのだろうか?と思ったらいつでもお問い合わせください。
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