顧客一人当たりの平均客単価を20%アップを目指すとOJTが加速する理由
顧客の平均客単価を上げることを方針として示すだけで店内のOJTが加速するのはなぜかというと、黙っていても上がらないからです。
今まではお客様が欲しいと思っている商品を右から左に販売をした結果が平均客単価100%になります。
これを20%上げるとなると、もう1点、2点をカゴに入れていただく必要があります。
店内に掲示するPOPも増やさなければいけなくなります。
しかし、新人アルバイトやパートは創り方を知りません。
そこで必然的に必要になってくるのがOJTになります。
取り組むイメージが湧くキッカケを上司は与えないといけません。
単に、
と言っても意味がありません。
なぜならイメージが湧かないからです。
他にも、
これも意味がないですね。
イメージがまったく湧きません。
しかし、イメージが湧かないなんて言えないので、店長は
とはいうものの何をしたらいいのかわからないので結局放置して、数週間後に社長が再来店し、
とカンカンに怒るだけで現場は何も改善されません。
あなたの会社もこんな風になっていませんか?だとしたら組織は全く成長していきませんよ。
大切なのは、「これをしたら上がるかも?」とイメージさせることです。
このような理由で、客単価アップはトレーニングもしやすいし、何よりも難易度は高くても取り組むハードルは低いので成果に繋がりやすいのです。
そうはいっても客単価を超簡単にアップする方法とは
客単価を超簡単にアップする方法は、関連商品を販売することです。
多くの販売店は各カテゴリーごとに商品が並んでいます。
例えば、焼肉がしたい!と思ったら多くのスーパーではいまだに、
お肉はお肉コーナー
タレはタレコーナー
野菜は野菜コーナー
など。
すべてが分断されています。
ここで買い忘れが生まれるのです。
これを防ぐために関連商品すべてではなくても、近くに数品置いておくべきですよね。
もしくは、「今夜すき焼きをしようと思っているあなたへ買い忘れリスト」を印刷してそれぞれのコーナーにつるしておくのはどうでしょうか。
紙を千切れるようにしておけば、一つ一つチェックしながら買い物をすることができます。
ここに単純に必要なものだけではなく、すき焼きに合うワインやビールなどの酒類の提案も良いかもしませんね。
こうしてこちらから積極的に提案をすることが大切です。
関連商品を販売するだけで20%は簡単に上がります。
ぜひ試してみてください。
関連商品のディスプレイ×OJT=客単価120%を目指してがんばっていきましょう。
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