予算達成は計画がすべて。無計画では達成はほぼ不可能
予算を達成したい!という店長はたくさんいるが、「どうしたら予算が達成できるか?」の手順を理解している店長はまだまだ少ないように感じます。
理由は、店長教育の機会を与えられることなく店長になっている、という側面と上司(SV)が属人的なノウハウを押し付けるため「SVのようには達成できない」と諦めてしまい結局わからずじまいになるのです。
そして、私の店長研修を受講して「こうやって目標達成するのか!」と目から鱗がポロポロ落ちた店長との出会いがここ数日10名ほど続いたのでコラムで紹介しようと思います。
予算を達成するためには「施策」が欠かせません。しかし、これも当てずっぽうで取り組むのではなく計画的に準備をして取り組まなければいけません。
その場しのぎの企画は限定的な効果しか見込むことができず、長期的な繁栄には繋がりません。簡単に言えば「年中閉店セール」をするような店である、ということです。
顧客は一瞬インパクトで寄ってきても一度来たらもういいや・・・となると来店は一時的になり1ヶ月、3ヶ月と考えると効果が持続しません。
だから、私はクライアントの店長に半年かけて取り組む施策と毎月の予算達成はリンクさせないといけないよ!と指導しているのです。
大局を見ながら月の予算達成を狙う思考が店長スキルの中でもベスト3に入るほど重要なスキルと言っても過言ではありません。
目標予算を達成するのは年々難しくなってきています。なぜなら、顧客が店に足を運ばなくなってきているからです。店舗に足を運ばなくてもインターネットで商品やサービスを購入することができる時代です。
今はまだ実店舗でも業界的に追い風でもすぐにネットサービスに足を掬われることになります。
もうどんな業態の実店舗もネットサービスの革命を避けては通れません。この状況下で今後店舗ビジネスが生き残るためにはいまのうちから準備をしていかなくてはいけないのです。これが長期的視点です。
売れる店長=毎月の予算を達成するためのスキル×長期的(大局)視点を持った思考力
これが欠かせません。
よりわかりやすく言葉にすると
売れる店長=クリエイティブ×コミュニティ
です。
毎月の予算を達成する上で欠かせない顧客の来店頻度の向上と客単価アップはクリエイティブ能力を必要とします。
長期的視点にたつというのは顧客に飽きられないためのコミュニティ形成が欠かせません。
「この地域にこの店は絶対に必要だ!」と実感してもらうためには長期的視点にたち、顧客に飽きられない工夫が求められます。
私も今先駆けてオンラインサロン(詳細は下部をご確認ください)を始めていますが、今までの仕事の仕方と大きく変えざるを得なくなり、最初は戸惑って初動がずいぶん遅れました。しかし、じょじょに慣れて来て(本を読んだり会員の多いサロンに入会)、今ではようやく毎週のように会員が増えるようにまで成長しました。
このオンラインサロンが今後当社の主軸事業になることは間違い無いと読んでいます。
今までと同じ、というのが一番のリスクになる時代です。
もちろん変わってはいけない軸もありますが、変わらなければいけないことが多すぎるのが今、です。
予算達成できないのは目の前の売上に追われているから
もう日銭をおって稼げるほど世の中は甘くありません。綿密に計画を立てて目標達成できる筋道をみつけないと達成できない時代です。
店開ければ顧客が押し寄せてすぐに常連さんがついて・・・なんてもう夢のような状態です。現代ではありえない。
需要よりも圧倒的に供給の方が過多になっている時代なのですから。
例えばアパレルで説明するとよくわかると思います。例えば、僕の好きなブランドであるエディフィス。
まだ20代前半はそれこそ原宿にいかないと買えなかったけど、今は無数の数のウェブサイトで購入することができるし、アウトレットにも入っているし選択肢が増えまくりました。
選択肢が増えるということは、どこで買うかを選び放題だということです。
私がZOZOタウンで購入すればアウトレットも正規店も売上は落ちます、これは売れなくなったのではなく選ばれなくなっただけ、ということになります。
顧客の購買先の選択肢が爆発的に増えたからこそ、店舗は達成するためのプランを真剣に練らなければいけないのです。
予算が与えられたら「どうやって達成するか?」のイメージがわかない時点で目標達成はできない
そう肝に命じて店長業務を全うすることが大切です。このコラムでもどうしたら目標達成できるかはたくさん紹介してきているのでぜひ他のコラムも読んで勉強してみてください。そして、オンラインサロンや店長研修や、公開セミナーを積極的に活用していただいて目標達成に役立ててください。
私のコンテンツは超実践的なので言っていることを素直に実践すれば誰でも目標達成できるようになります。それだけは約束します。
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