アパレル販売員研修で接客は顧客の理想を実現すること

アパレル販売員研修で挙がった「接客の意味」とは

アパレル販売員から質問を頂きました。その質問とは

「接客の意味って何ですか?わからなくなりました・・・」

と、理由を聞けば、毎日大好きな接客よりも業務中心で仕事がつまらなくなったとのこと。気持ちはわかる・・・痛いほどわかる・・・

私も今でも現役の販売員として仕事をしているからクライアントの従業員と一緒に売場に立つと「業務がまだ終わらない」と言って素人ながらよく手伝っているからよけい。

販売スキルを高めるために一生懸命勉強をしても人手不足でどうしても生かせる場が作れない・・・そりゃたしかに何のために仕事をしているのかもわからなくなりますよね。

今の環境を理解した上で率直に「接客は顧客の理想を実現すること、そして、理想を超える結果を実現することです」と答えました。

本人もそれができるならそうしたい!と悩んでいるようでした。とはいえ、私の発言に共感したようで内心はホッとしていたようです。

そこで私はどうやって接客の楽しみをもう一度味わうことができるのか?についてアドバイスをしました。

販売研修で私が販売員にしたアドバイスの内容とは?

相談してくれた販売員は「業務が多くて」「接客できない」と何度も言いました。

しかしながら「業務を減らすことはできますか?」と聞けば答えは当然NOです。

業務を減らすことができないのに、業務が多いから接客できないという発言をするということは諦めていることになります。

コントロールできない(業務を減らせない)ことは手放す

これが最初に私がしたアドバイスです。

まず最も重要なのは、コントロールできることに集中してもらうことです。

コントロールできないことに集中をしても現状は全く改善されません。むしろストレスが増大しさらに事態は悪化します。

「○○さんが□□をしてくれた」という類いの自身でコントロールできないことは一度完全に手放すことが重要です。

業務効率は日本一のレベル?

これは極端かもしれませんが、敢えて販売員にアドバイスをしました。

業務が多いから無理、というのは業務効率は最大化しているが、業務量が多くて・・・ともとることができます。

業務効率を最大化するための努力に正直終わりはありません。

ベターはあってもベストはない、これが業務効率なのです。

だからこそ、業務が多くてもできる範囲の中で精一杯効率化することが大切です。

諦めてはいけない、諦めたらそこで終わりです。

根性論で会話をするのを普段から毛嫌いする私ですが、諦めたら終わり、必ず1分1秒改善できる方法は見つかると伝えました。

業務量が変えられないのだとしたら、コントロールできないことは手放してコントロールできることに集中すること、すなわち業務効率を上げるための努力を積み重ねることです。

そうすることで接客時間を必ず捻出することができるようになります。

そして、少しずつ接客に時間を割けるよう自身をトレーニングし業務効率化することでまた楽しい日々は必ずやってきます。

販売員に求められる資質は厳しい環境だからこそ「改善」の習慣は絶対に手放さないことが重要です。

業界はますます厳しくなるでしょう。従業員の減り、お客様も減るかもしれません。

そんな中で将来の夢や大好きなアパレルの仕事をするためにも諦めない強い心を持つことが大切です。

大好きなスラムダンクの安西先生も諦めたらそこで試合終了と言ってるじゃないですか・笑

できることはまだある!必ずある!

そう自身を奮い立たせて効率化を図り自分と一緒に働く仲間の力を借りてもう一度最高に楽しい仕事を手に入れましょう。

 

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