実店舗は変わり続けることが生き残る唯一の道

売上を上げ続けるために必要なのは「変わり続ける」こと

店長研修をしている最中に気づいたことがあったので今日はこの話をしようと思います。

売上を上げ続けるために必要なのは間違いなく顧客に飽きられない施策であると確信しています。

もちろん前提には顧客にストレスを与えない店内環境があっての話ですが、顧客が「また来たいな!」と次回の来店をワクワクや期待感を持たせて退店してもらうことで再来店に繋がるようになります。

一度来店してもらうのも難易度が上がっているからこそ、一度来店してもらったら絶対につかんで離さない魅力を伝えることが必須となります。

口頭で「お客様よろしければ次回もまた来てくださいね!」と言ったところで来てくれるわけではなく、お客様は店内の体験で言われなくてもまた行きたいとも思うし、もう二度と行くかと思うこともあるわけです。

この感情の振れ幅はいきなり訪れるのではなく、店内での体験が小さな喜びなのか小さな不満の積み重ねなのかによって表面化します。

小さな喜びを積み重ねることができれば再来店率は当然上がるし、小さな不満を積み重ねるとクレームになるかサイレントクレームで再来店は一生見込めない残念な結果になります。

ではどうしたら小さな喜びを与え続けることができるのか?

今日はここについてじっくりと説明したいと思います。

店長研修で伝えた再来店率を上げるには変化を奨励する文化を構築すること

再来店率を上げるには飽きさせない販売促進が重要です。

過去にコラムでも紹介しましたが、「売り方・見せ方・提供の仕方」を変えることが大切で、今までと違った切り口で商品紹介するだけでヒットする可能性があるためテストはABテストに止めるのではなく、ABCD(4パターン)テストをするくらいの意気込みが大切です。

そうすることで、お客様の目にとまり興味関心を持ち購入してくれるのです。

もともと欲しいと思っていた商品でなければないほど次回への期待感は高まります。

「またきたら新しいモノと出会えるかも知れない!」という期待です。

私は個人的にドンキホーテやヴィレッジバンガードに行くのが好きなのですが「とりあえず行けば何か素晴らしいモノに出会えるかもしれない」という期待感がいつもあります。

特にドンキホーテは今回ファミマの傘下になりましたが、GMSで唯一といっても良いほど個性を発揮してマーケット開拓し今もなお支持されている存在なのではないでしょうか。

中小企業のスーパーが特色や独自の価値を作り出して地方の雄として市場開拓しているところはいくつかありますが、全国チェーンで各店舗毎に特色がここまで違う会社も珍しいですよね。

ドンキホーテ躍進の一番の理由は、店舗への裁量権が多いことだと私は思っています。

日々顧客の動向をチェックして販促もリアルタイムで変化していく様は本当に勉強になります。まだ何度も行ったことがなければぜひ行ってみてください。

店舗によって全然違う販促活動をしています。

話を戻しましょう。

ドンキホーテのようにあなたの店も常に変わり続けることが大切です。

間違っても埃がかぶってしまうほど放置してしまう売場があるなんて・・・言語道断です。埃が積み重なればなるほど売上は落ちます。

それだけ現状維持になっているのですから。

各店舗の店長が「埃=現状維持」という認識を持って常に売場を変え続けるような取組をするだけであなたの会社は間違いなく繁盛します。

人が少ないから・・・の言い訳を許さない仕組みと工夫が大切

顧客が飽きない店を作ることはわかった!しかし、、、人が足りない・・・

とやりたいことがあってもなかなか販促を準備するスタッフが足りない、というできない理由も理解できます。

と、ここで諦めるのかそれでもできる方法を考えるのか、あなたはどっちですか?

きっとここまで読み進めているということはできる方法を考えているということですよね?

であればぜひ取り組んで頂きたいのが「仕組み」を作ることです。

言い訳が生まれてしまっている作業をいかに効率化できるか?を検討します。

「今の作業は今のやり方で本当にあっているのかどうか?」

「もっと良い方法があるのではないか?」と既存の取組方に敢えて疑問を持ってみると言うことが大切です。

そして、もう一つ。これは決裁権者でないとできないのですが、アウトソーシングする方法を検討します。

アウトソーシングする金額と店内の余裕創出を天秤にかけてアウトソーシングする方がメリットがあればすぐに取り組むべきです。

メリットとは販促にかける時間やスタッフの業務により生まれるストレスの排除の二点です。

いずれにせよ効率化はすぐに取り組めることだと思うのでやってみましょう。

以上です。今回の話はいかがでしたでしょうか。やりたいけどできない、何をするべきかわかるけど、どうしたらできるのかがわからないという点を詳しく説明しました。

ぜひご自身の店舗運営に役立ててみてください。

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