接客研修のカリキュラムでも取り入れる「アップデート思考」とは?
私の接客研修の資料にも何度も登場する「アップデート」とは、今後の実店舗の接客に欠かせない大切な考え方です。
これまでの接客研修の多くは「マナー研修(接遇研修)」と呼ばれるモノが多く、内容は挨拶をはじめとしたパッケージ化された研修内容がほとんどでした。
しかしながら接客研修の内容の1つである「マナー研修」だけで売上を最大化、ファンを量産できる時代では当然ありません。
なぜなら、マナーは当たり前すぎるからです。
20年前近く前は、マナー研修の需要の多くは、法人や高額サービスにのみでした。ですから実店舗の店頭で働くスタッフはほとんどマナー研修を受ける機会はありませんでした。
しかし、数年後にセレクトショップをはじめ実店舗にもマナーを取り入れ売上が増大した企業がモデリングとなり多くの企業でマナー研修が取り入れられました。
当然どこも一定水準の接客マナーを取り入れたことで売上に影響を及ぼす部分はどんどん縮小されていきます。
接客マナーを否定するつもりはないし、とてつもなく重要なモノだと思っています。しかし、接客マナーだけでは売上を上げることはできないと私は言いたいのです。
今どこの業界も一定の接客マナーを体得しているからこそ、次の段階の接客力を身につけるタイミングにきています。
それが接客スキル研修です。
商品を売ることを仕事にしているのであれば販売力
顧客にサービスを提供しているのであれば想像を超える接客力
となります。
そして、一度接客研修で身につけた販売力や接客力を自身の力でアップデートし続ける思考を身につけることが重要な時代(特にアパレル業)になりました。
私が言うアップデート思考とは、
「現状維持に甘んじず、常に顧客感動を作り出す手法を創造し続ける」思考
を指します。
接客研修のカリキュラムはスキルだけではなく習慣形成まで取り入れることが大切
一度身につけた接客スキルはそれで完結することはない。
これまでの店舗運営はチェーンストア理論がベースにあるため店頭はオペレーションでした。
つまり、全員が同じやり方・売り方をしていればOKでした。しかし、顧客の価値観は多様化し、
・売り方
・見せ方
・提供の仕方
を変える必要性が出てきました。
それこそ原宿の流行の最前線ではないですが、日本全国でサービスの陳腐化が早く訪れるようになったからこそアップデートして常に一歩先に行ったサービスが求められるようになりました。
ベターはあってもベストはない、これは私がクライアントによく伝える言葉です。
私の接客研修で最先端の接客技術を身につけることができたからといっても10年後も稼ぎ続けられるわけではありません。
自分の時間の使い方を見直して能力を高めることに時間とお金を使い習慣形成がとてつもなく重要になります。
これは接客業に限らずどの仕事でも同じですが、同じやり方・売り方に固執することが一番の問題なので常に最先端の3要素を見つけていきましょう。
理想的な習慣形成は1日30分は読書をする時間を作ることです。
□接客系のビジネス書
と、このように、全部僕の本を買ってください!感満載に伝わるかもしれませんが、沢山接客関連書籍が出ているのでまずは1冊読んでみましょう。
□時間管理系の書籍(習慣形成)
このように、自分自身が理想的な習慣を手に入れるために必要な情報は基本的にすべて書籍で学ぶことができます。
時間管理の本は私が実際に読んで実生活に取り入れていることなのでとてもお勧めです。
読んでみてください。
学び続けることが店舗で活躍し続けることに繋がります。
現状維持は緩やかな衰退と知り日々の目標達成に役立ててください!
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