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何度言ってもスタッフが商品の勉強をしない理由

研修課題を効果的にこなす方法を日常生活に置き換える

私の各種研修は比較的に課題に対する達成率は高い、とクライアントは言います。

他社の教育研修を導入しているときはなかなか捗らずに研修自体を中止にしたこともあったが、私の研修課題、とりわけ月1冊のビジネス書を読んで感想文を書くというが全員できているのは過去前例がない、とよくおっしゃいます。

なぜ、研修課題をここまでこなしてくれるのか?

私は研修中に「自己成長を選択することがどれだけ重要か」について触れています。

つまり、明確な目的があれば人は行動する、ということです。

無目的なことに人は行動をすることはありません。目的があるところに人は行動します。

例えば過去の体験で言えば、「あなたは車の免許を持っていますか?」・・・いかがですか?

もしYESなのであれば実感できると思うし、NOでも「なるほど」と思っていただけるはず。

自動車の免許は理由がなければ学生時代の30万という大金と合宿であっても20日前後の貴重な学生生活を提供することはないはずです。

私は大学在学中に取りましたが、免許を取る明確な理由がありました。

しかし、今は21才までの免許取得率はなんと51%(全国平均だから都心はもっと低いはず)です。

免許を持たなくても全然問題ない、だって都会はインフラが整ってるから・・・!

と言われたらそれまでですよね。しかもこれから自動運転になると自動車免許を持っていること自体がマイノリティになる可能性を秘めていると言えます。

取り組む目的が明確になれば人は行動に移す

この写真は私の店長研修の受講生が行っているスタッフとの毎日の交換日記です。

本来であれば面倒なはずの交換日記も明確な目的があれば毎日続けることができるし、今となってはこの交換日記で離職のリスクを回避したほど欠かせないものになっています。

中にはスタッフの温かい声を聞いて泣きながら返事を書いている店長もいるそうです。

取り組む目的に気づくことができなければ続きません、気合いと根性では限界があるし、ただでさえ忙しいし、人が少ない中店舗運営しているから負担をかければ「そこまで色々と要求されるな辞めたいです」と言われかねないからです。

それでも私の研修課題は取り組むのには「取り組まなければいけない理由」に気づくからと言えます。

無理矢理させることを考えずに【本人がやりたい!!】と自発的になる方法を模索することが大切

と、私は考えています。

12年間も研修トレーナーを務めていると受講生が成長する環境を作るにはどうしたらいいのか?と考え自然とたどり着いたのがこの手法です。

「もっと科学的にこの【やりたい】を引き出す方法を学びたい」

という方にお勧めの本を紹介しておきましょう。

この本は大変おすすめです。

ぜひ一度読んでみてください。最新のモチベーションアップ(本人の意欲)方法について書いてあります。

やる気を失わずに積極的に研修に参加するというのは研修講師としてもとても大切にしている視点です。

誰だって貴重な現場の時間を奪われて研修を受講しなければいけないのですから講師として至極当然な発想ですね。

これからももっとモチベーション上げるにはどうしたらいいのか?を考えていくので自分の中でノウハウが明確になれば共有させていただきます。

まずは目的を明確にすること、そして「本人がやりたい」と思える環境を作ること、この二点に注力してスタッフの自己成長を後押ししていきましょう。

これからの時代はスタッフ一人一人が前向き自己啓発をしていかなくては顧客に飽きられて潰れる時代です。

欲しい商品であればネットの方が安いし、店に行く理由なんてないのですから。

顧客がネットでも購入できるけどそれでも店に足を運びたい!と思える店作り・スタッフ教育をしていきましょう。

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