2024.10.01 ホームページ完全リニューアル!

店長教育は社長と講師の関係性が最重要である理由

店長教育(研修)はカリキュラムも重要だけど、社長と講師との関係も重要

私の店長研修の多くは50億円までの会社が多いです。

大手企業は店舗数が多いので年間スケジュールの大部分を占めますが、会社の属性で考えると50億円以下の会社が多いです。

50億円程度だと社長と現場の距離がとても近いのと、社長決裁がほとんどになります。(※大手企業は事業部長)

これはコンサルタントを兼務している私ならではなのかもしれませんが、店長教育をしながら会社の経営問題や課題が見つけます。(見つかってしまうの方が正しい表現かな)

だから、店長教育の効果を最大化するために仕組み面のアドバイスもすることが多いのです。

たしかに店長教育カリキュラムも成果を出すためには欠かせないモノです。

しかし、店長教育カリキュラムだけでは成果を最大化することはできません。

同じくらい大切なのは、会社の経営課題や問題とも向き合って店長がより働きやすい環境を創ることが重要です。

そもそも当社に問い合わせをくださる経営者や会社は、まだ30代前半の私に店長研修販売研修接客研修などをお任せ頂くので一般的な企業と比べたら柔軟な方だと思います。

それでもやはり、社長や幹部にも変化を要求するとうまくいかないこともあります。

過去の成功体験やプライドが邪魔をするのです。

経営者
そうした方が良いのはわかってるんですけどね・・・

と及び腰です。

もちろんこちらもお金を頂いて店長教育研修の機会を頂いているのですから引き下がるわけにもいかないので交渉します。

(※言い合いにならない程度に・笑)

そして、経営課題にも講師として一緒に向き合いながら店長教育を進めていきます。

私は社外の人間なのでリスクはないように見えるかもしれませんが、口コミがすべてのビジネスでもあるので、成果を出してもらわないと困るのです。

そういう意味では悪評がリスクといえるでしょう。

結果がでないコンサルなんて言われたら続けられません。

だから成果にコミットしているし、私の経験と知識で違うと思ったことは言い切ることを重要視しているのです。(言い合いにならない程度に・笑 パート2)

店長研修でも私が受講生にガンガン要求できるのはなぜか

(※写真はイメージです・笑)

店長研修の講義内容を見て頂ければわかるのですが、私は店長にかなりのことを要求します。

危機感をあおりたいのではなく、会社側と一緒になって改革してもらいたいからです。

私が店長研修をする中小企業では会社側からのギブがあります。

それは先に説明した私が見つけた経営課題や店長の働きやすい環境作りです。

ただ店長に負担を課すだけではアンフェアだなと思っています。

基本的に現場の味方なので一方的な要求を店長に課す本社に対しては厳しくフィードバックします。

会社側も変わらなければいけないし、店長も変わらなければいけないと思っています。

誰かが変わることを期待するのはもう辞めましょう。

私が研修講師として入ったことをキッカケにみんな一緒に改革しましょうよ、というのが私の店長研修です。

ただスタッフマネジメントスキルだけを教えてうまくいくほど甘くありません、特に中小企業は。

仕組みマネジメントも欠陥が多いからこそ、店長研修をキッカケに双方が本気で向き合うということが重要です。

私は基本的に店長にも経営者にも遠慮はしません。

多くの業種と人と出会っている経験値は確度の高い情報(ノウハウ)です。

活用するのはクライアント次第ですが、伝えるべきことはきっちりと伝えます。

と、話はずれましたが・・・笑

店長教育を本格的に始めなければいけない理由

今まではブランドの独自性が重要視されたマーケティング構造でしたが、時代は変わりました。

消費者の価値観の多様化により、ブランドの独自性だけでは選ばれなくなってきています。

今までは「ここでしか買えない」というブランド・立地優位のビジネスモデルでしたが、今はZOZOタウンを開けば数千のブランドを購入することができます。

ではどこで独自性を発揮する必要があるのか。

それは、店舗です。

店舗自体が独自性を発揮し、ブランドに頼らない顧客との信頼関係を築くことが重要な時代です。

それこそ、Aブランドの店がBブランドになっても顧客が容認するような店ということです。

つまり、選択基準が商品やサービスよりも人が優位になるビジネスモデルに切り替えることが重要な時代だということです。(もちろんブランディング活動も商品力も必要ですよ!ただ差別化はできないという意味です)

どこでもなんでも買えるからこそ、「あなたから買いたい」というファンを増やすことが重要です。

ブランドで差別化するのではなく人で差別化を図る、だからこそ店長研修が重要なのです。

店長がかつてのブランドのような役割を果たす、スタッフ教育をしタレント(ファンが多いスタッフ)に育てなければいけません。

業界・近隣の有名タレントに育て上げて集客をしていきましょう。

そうすることで顧客は定着し、積み上がっていきます。

リピート率が上がればある日突然紹介率も上がり売上が爆発します。

ぜひ今年こそ店長研修を導入して会社改革をしていきましょう。

 

関連記事はこちら

辞められたら困る店長やスタッフが離職を譲らない理由

店舗再生のカギは店長教育と販売力アップがカギ

成熟市場(産業)の差別化は人材!店長育成と販売員教育の二本柱

店長育成(教育)次第で未来の売上は変わる