事業を伸ばす経営者と衰退させる経営者の決定的な違いは視点
と問い合わせの連絡を頂いたので早速エントリー。(ご連絡頂いたI様ありがとうございます)
事業を伸ばす経営者と衰退する経営者の違いは、経営者としてみている視点によるなと思います。
例えば、「今日100万円の利益がでました!このお金を何に使いますか?」
と聞けば大きく意見は二つに分かれます。
それは、浪費と投資です。
このどちらかに分かれます。
事業を伸ばす経営者は投資をするのがとても上手です。
見ている視点が常に未来なので、将来起こるであろう現実世界で立ち向かうための準備にお金を使っています。
リスクヘッジする視点も「そんなところを見て経営しているのか?」と感嘆することもしばしば。
常に勉強熱心で社員教育にも余念がありません。
これも未来を見て仕事をしているので会社が成長するには人材育成は欠かせないと口癖のように言っています。
私もこの発言は同意しかありません。
もちろん社員研修を取り入れても経営者自身が誰よりも勉強しているのも特徴の一つです。
反対に事業が衰退する経営者の特徴はお金の使い方が下手だなと思うことが多々あります。
ちょっと利益が出れば「えっなんでそんなことにお金を使ったんですか?」と疑問に思うことが多々あります。
例えばM&Aも既存事業とは全く関連のない会社を買ってよけい財務が悪くなったり・・・
出店攻勢をかけるための資金に充てるが人が居なくてオープン前に挫折したり・・・
と、お金の使い方というか順序がおかしいと思うことがあります。
この差がおおきいと個人的には思っています。
社員をどれだけ重要視できるか、も経営者によって分かれる
社員に対する思いも経営思想に大きく表れます。
当然事業を伸ばす経営者は社員をとてつもなく大切にしています。
話をして私が提案することも、
と、常に社員の喜びが自分の喜びになっています。
話をしていて「この会社の社員になりたいな~」と思うほど温かい会社です。
反対に事業を衰退させる経営者からは社員の話があまり出ません。
それよりも事業規模がそんなに大きくないにも関わらず効率化とオートメーションが好きです。
もちろん未来の事業成長のために仕組みを充実させたい!という理由であれば問題ありません。
しかし、そんな風にはとてもじゃないけど見えないのです。
ただ単純に社員一人一人のパフォーマンスよりも仕組みに関心があるように感じます。
私の偏った見方かもしれませんが、「もっと実働面を支えてくれている社員にスポットライトを当ててもいいんじゃないかな」
と思うこともしばしばです。
社員を信頼していない、というか自分のアイデアが一番正しいと決めつけているというか・・・。
主役はいつも経営者である自分自身に見える古臭い考え方を持っているなという印象です。
※まだこの記事を読んだことがなければ読んでみてください。
これからの時代は経営者の経営スタイルも多様化していくと思いますが、どこに視点を置いて経営をするかはその経営者の資質によるものなのかなと思っています。
上記の二点は経営する際のスタンスとして本質部分(お金・人材)なので、大きく分かれるところです。
事業を伸ばし続ける条件として受け止めてもらえたらいいかなと。
当社クライアントは皆事業を伸ばし続けられる経営者だなと自信を持っていえるのが嬉しいとともに、このベースが揺るがないように厳しく接していこうと改めて決めました。
少し頭の中が整理されてよかったです。
普段とは違うテーマで書かせていただきましたが、少しでもあなたの事業発展のお役に立てたら嬉しいです。
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