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経営者は店長や販売員(スタッフ)の生活を守ることだけが仕事ではない

もう生活を守るためだけの経営は終わった

これまで色んな会社の社長と面談をしてきましたが、多くの企業の経営者は

経営者
従業員の生活を守らなければいけない

と口に出していました。

私はこう返答します。

成田直人
時代遅れもいいところですよ

と。

きっとこの発言を表面的にしか受け取れない経営者は

経営者
何が悪いんですか。大事なことでしょ!

とイライラが募ることでしょう。

従業員の生活を守る、なんて当たり前すぎるんですよね。

今の働く社会人の多くは労働人口が減ってきているので生活を守ってもらえるだけでは会社に留まる理由になりません。

また、社員の生活を守る、という発言には裏があります。

経営者
これだけ給与払ってるんだからもっと働くのは当然だ

というブラックメッセージです。

この思想に縛られた経営者が経営する会社の末路は想像がつきます。

ますます人手不足になります

これからは何を中心に経営をしていけばいいのか。

生活ではなく、、、何なのか?

 

あなたも考えてみてください。

 

それは・・・

 

社員が輝ける環境と機会を作ることです。

これすんごく重要なことなので必ずメモをしておいてくださいね!

社員の生活を守るだけではなく、社員が輝ける環境を作ることです。

いったいどんなことをすれば社員は輝くのか?

この答えはクライアントしかしらないので秘密です。

社員が輝ける会社だけがこれからの時代安定した利益をもたらす

今の就業者の企業に望むのは、給料や休日はもちろんですが、どんどん「やりがい」にシフトしている気がしてならない。

クライアント先の離職率を見ていても、「自分の居場所」を明確に創ることができている社員は会社を辞めないです。

自分の仕事が大好き!と言える環境で働く社員は自学自習の習慣をもち、目標達成に邁進し続けています

自分の仕事が大好きだったらそりゃそうだろ!と思うのですが・・・

社員が自分の仕事に誇りを持てる環境を創ることが社長の仕事です。

ビジネスモデルを構築して戦略の意思決定をし、社員の生活を守るのは当たり前の話であって社員が輝ける環境整備も大切な仕事です。

これができている社長の会社はどこも儲かっているし人手不足ともほぼ無縁といえます。

人が多くて沢山のチャンスを与えたくて出店している会社もあります。

でも多くの会社は出店したくても従業員が足りなくてできないのが実情です。

この差は「インサイドアウト」なのか「アウトサイドイン」なのかの差です。

前者が体力つけて一つ一つ進めていくスタンス、後者は箱を用意して人を当て込んでいくスタンスです。

前者は事業成長度は低いですが組織は強い、後者は事業成長度は高いですが組織はもろい。

これまでは後者が求められていました。

どんどん出店して人を当て込んでも資源は余っていた時代です。

しかし、今は逆のインサイドアウトの経営が求められています。

というかあるべき姿に立ち返ったという気がしています。

強い組織=社員が輝く組織

あなたの会社は今いかがですか?

出店しても人が追いつかなくて現場の負担が過多になっていませんか。

だとしたら経営のスタンスを変えるべきタイミングかもしれません。

私は企業は売上だけが成長の指数だとは思っていません。

それよりも重要なのは1店舗当たりの利益です。

利益高=強い組織

利益低=もろい組織

です。

自社の成長の尺度も売上から利益に移すだけでもあなたのやるべきことは大きく変わるはずです。

まさに社員が輝ける環境を創ることなのではないかと思います。

働く社員が生き生きワクワクしていれば自然と売上も上がり、利益率もアップします。

生活を守っている方が偉い、という旧経営感覚を脱却して、主人公は経営者ではなく社員にあることを理解することがこれからの時代欠かせません。

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