売れる店長の条件は高い指導力である理由
売れる店長は例外なく教えるのがとても上手です。
スタッフとのコミュニケーションの取り方もスタッフ一人一人としっかりと向き合って楽しく働ける環境を作っています。
教え方もとても丁寧で、誰でもわかりやすいようにステップ化して一度にたくさんの課題を出すのではなく、一つ一つ着実に階段を上っていける二人三脚指導をよく見かけます。
常に同じ時間を過ごすことはできませんが、スタッフ(販売員)がわからないことがあれば気兼ねなく聞ける雰囲気を作っている点も素晴らしいなといつも感心しています。
これは私とのコミュニケーションでもいえるのですが、売れる店長は皆話しやすい!という特徴があります。
誰一人として上から目線で頑固な性格の人はいません。
むしろ売れない店長の中には頑固で上から目線で何でもわかってるみたいな態度をとる人がいる印象です。
売れる店長は謙虚で成長意欲がとても強いです。
すべては一緒に働くスタッフが高い能力を身につけて、店として顧客に貢献できる体制を作るため、です。
当社クライアントの定食屋の売れるパート店長は、
とスタッフ自慢をしたり、
と、褒めてくれます・・・あれっ?これってお世辞じゃないですよね??素直に言われて喜んでる僕はいったい・・・笑
一緒に働くスタッフさんと話をしていても
このフレーズを沢山聞けるのもこの店の特徴です。
みんなが楽しく働ける環境を作ることに店長は専念しているとおっしゃっていました。
と冗談を言えてしまうほど言ったことをよくやってくださっています。
私も「素直にならなければ・・・」と思わされるほど素晴らしい実践力です。
その素直さが一緒に働くスタッフさんにとって居心地の良さを創り出しているのだと思います。
売れる店長をまとめると、
・指示するだけではなく、話しかけやすい雰囲気を作っている
・教えるだけではなく、まずは働きやすい環境を作ること
素晴らしいですね。
売上を作るのは自分ひとりでは無理
売れる店長は、自分ひとりを主役にしようとしません。
必ず主役を一緒に働くスタッフに焦点を当てます。
あなたは同じことを言えますか?それも本当の気持ちとして。
一緒に働くスタッフがミスをすれば、「私ならこんなミスはしない、この人は使えない」とか、スタッフが風邪で休むと「私なんて風邪ひいたって休めないのに」といつも自分中心に物事のジャッジをしてしまいがちですよね。
しかし、売れる店長はとにかく「調和」することが上手です。
これってすごい大切だなと実感しています。
調和しているから居心地の良さをお客様(私も含め)感じるんだろうなぁ・・・と。
自分ひとりががんばっていると思っていたらこんなに組織が調和しない。
誰だって認められたいし、大切にされたいと思っています。
そんな組織はお互いが求めあいすぎて調和せずに敵対してしまいます。
お客様もギスギスした雰囲気に嫌気がさしてしまうものです。
売上を上げ続ける名店長と呼ばれる店長はとにかく謙虚で成長意欲が強く、一緒に働くメンバーと調和し顧客満足度の高い店を作っています。
ぜひあなたの店づくりの参考になれば嬉しいです。
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