店長が安心して働ける環境を作ることが重要
2018年になり、店頭の年初のセールはどこも苦戦している様子。
店舗で購入するよりもあらかじめネットが福袋も早めに予約できるようになったものだから店頭の福袋も例年と比べると鈍化しているそうです。
ネットショッピングは常に成長し続けているのに対して店頭はいつまでもやっていることが変わらないからネットに購買がシフトし続ける波は2018年も止められなさそうな悪いスタートとなりました。
そこで店舗経営をしているオーナーに私からの打開策のメッセージです。
何も変わらなければ店の売上は確実に下がっていきます。
売上=店長のモチベーション
と言っても良いほど売上が伸びることは重要なのです。
何もしなければ売上が落ちる、ということは何かをしなければいけません。
何をすればいいのか?
それは、売れる店を作るための努力をする、ということです。
これまでのようにオペレーション重視の店舗ではなく、来店する顧客一人一人に満足のいく接客ができる環境を作ることです。
環境とは?
接客>オペレーション(作業)
の環境を作ることです。
接客できる環境を創ることで店長のモチベーションのベースを作ることができます。
本来どの従業員も接客がしたくて会社に入社したはずです。
しかし、人員不足による接客時間の短縮によるモチベーションダウンが離職の大きな理由となっているのが現状です。
この負のスパイラルから抜け出すためにも今年こそ今までとは違う行動を起こさなければいけません。
店長のモチベーションの基盤は接客です。
そして、店が顧客でいっぱいの繁盛店にすることで仕事に夢中になることができます。
接客×集客=店長のモチベーション
(※最近どの店も店長は完全にプレイングマネージャーのためここでは組織マネジメントの円滑がモチベーションである、という部分は割愛しています。)
店長自身の成長のための店長研修も欠かせない
店長に働きやすい環境を作るのと同時に店長自身にも成長してもらう必要があります。
環境×店長の能力×(スタッフの能力)=売上(顧客満足度)
店長研修は今年からますます重要性を増すと予測しています。
なぜなら、店頭の魅力を高められるのは店長しかいないからです。
店長がポンコツでは本部がどれだけ努力をしてもネットに売上を持っていかれてしまいます。
ネットショッピングは人材マネジメント・組織マネジメントよりもコンテンツ(UX含む)が重要だからです。
店頭は笑顔一つで売上が変わってしまうほど人材力が重要になります。
店頭で接客をするのはスタッフ(アルバイト・パート)であり社員・店長です。(つまり全員)
店長は環境でモチベーションが左右されるが、他のメンバーは例外なく店長がモチベーションの源泉になります。
私もアルバイトしている時も朝店長の姿を見て
と思っただけでモチベーションが下がりました。
これは私だけの問題ではなくどの会社も同じです。
店長が常に平常心で従業員想いの組織であればスタッフは高いモチベーションを手に入れることができます。
と、よく思ったものです。
店長の平常心を作るためにも欠かせないのが店長マインド研修です。
我流で常に平常心を保ち高いモチベーションをキープできる店長はなかなかいません。
きっちりと店長研修の機会を作っていきましょう。
そして、従業員と良い関係を築くためのコミュニケーション研修(スタッフモチベーションアップが目的)をし、目標達成型組織のベースを作り上げます。
ここまでくれば離職率も下がるし、売上も上がってきます。
店長が笑顔になればスタッフが笑顔になる。
スタッフが笑顔になればお客様が笑顔になる。
お客様が笑顔になれば売上が上がる。
関連記事はこちら