アパレル業は店長研修に力を入れることで企業価値が高まる

アパレル業は店長研修を取り入れるべき理由

店長研修を取り入れるとなぜ企業価値が高まるのか?

特にアパレル業は店長研修をするべきです。

理由はとても明確。

今店舗とネットショッピングは近隣店舗以上のライバル関係になっています。

ネットショッピングはこれからもアップデートを繰り返し着実にリアル店舗のお客様を奪うようになります。

店舗はもっと店舗価値を高めていかなければネットショッピングに市場を奪われて確実に売上が落ちていきます。

店舗価値=店舗で買う理由

と言えばわかりやすいでしょうか。

この価値を高めるのは企業ブランディングでは限界があります。

なぜなら、企業ブランディングを高めても店舗で買う理由にはならないからです。

今ではZOZOTOWNでは数千のブランドがあり、ほとんどの商品がネットで購入することができます。

先日私が目にして企業は別です。

ECに頼らない“人力ファストブランド”が好調な理由

この記事必ず読んでください。

時代と逆行していますが、これが繁盛の理由なのです。

石田: EC化率は10%程度で、そこまで力を入れられていません。

引用元:WWD https://www.wwdjapan.com/523964

この言葉にすべてが集約されていると思います。

企業の戦略として明確に店頭で売ることを最優先しているのであれば別です。

しかし、多くのアパレル販売店は販売代行なので店舗側がネットショッピングについてとやかく言える立場ではありません。

となると、今後店舗ビジネスで生き残っていくためには店舗価値を高めるしかないのではありませんか?

従来のビジネスモデルは、ブランド価値は本社側が上げる、店舗はオペレーション中心でした。

そのためある意味経営者の仕事はそのブランドの販売権利を獲得することが重要だったわけです。

常に本社側と連携をして高まったブランド価値を最大限売上に転換できるように店頭を「管理」していました。

しかし、今はブランディングに力を入れてもネットショッピングに売上を奪われている構図で苦戦を強いられています。

多くの店舗オーナーは「ZOZOタウンが理由で売上が・・・」と言いますが筋違いもいいところです。

これまで大した努力もしないで好調に推移していた売上にあぐらをかいていたことが問題だからです。

コツコツ企業価値を高めることに力を入れて(投資し続ける)たらこうなっていないでしょう。

ZOZOタウンが出てきてくれたおかげで本物の販売代行社しか生き残れなくなったと、ふるいにかけられているのが今です。

打つ手がないとは経営者にとっての限界を示しています。

私は企業経営をしたことがないので「おまえに何がわかる!」と怒るかもしれません。

もちろんそう思って頂いてOKです。

しかし、そう思っていて売上が1円でも上がりますか?

上がりませんよね。

だとしたら私の主張を受け入れて経営者としてさらなる成長をしていかなければいけないのではありませんか。

もっと社長としても勉強をして、店頭を強化することに投資するのが得策でしょう。

アパレル業で生き残るには店舗スタッフにファンを増やすことが重要

時代別に商品を購入する理由としては

15年前は

お客様
このブランドの商品が欲しい!

とブランドの指名買いが多かったです。

ですから人気ブランドには連日オープン待ちのお客様で溢れていました。

そして、10年前(私が学生の頃)

お客様
ここで買いたい!

と、特定の店舗での購入が企画として成功していました。

私が働いていたABCマートでも都内3店舗のみ取り扱い、横浜地区限定などがありました。

噂を聞きつけた人が連日オープン前に並んでいたのを覚えています。

そして、今。

どちらの戦略も顧客は靡かなくなりました。

お客様
別に店舗で買わなくてもネットで買えるし

と基本的に購買手段をネットに移行している人が増えている、ということです。

では今どうやって店頭に顧客を呼び寄せるのか?

それは、スタッフにファンをつける方法です。

かといってインスタセミナーをスタッフ向けに開こうという話をするつもりはありません。

そうではなく、店長研修をし、店頭販売スタッフをOJTし全スタッフが顧客に愛される販売員に育てるという手法です。

インスタセミナーをしても感度の高い販売員にしか効果がなく一時的です。

※他社に引き抜かれたりもあるでしょうし、リスクも高いです。

大切なのは、顧客のブランドロイヤリティを高めるために

スタッフ→店舗→ブランド

というプロセスを踏むことです。

スタッフ教育をすることも効果的ですが、まずは店長研修です。

(店舗数が10店舗以下の会社は販売員研修で良いでしょう)

店長研修をすることで販売員の教育を効果的に行いファンを量産するうことが今後の集客トレンドになります。

販売員教育を店長が行うことで顧客ニーズを幅広く満たす技術が身につきます。

お客様
○○さん素晴らしい人だったな!またあの人から買いたい!

と確実に思って帰ってもらうためにはどうしたらいいのか?を考えます。

お越し頂いたお客様を確実にファンにするには販売員と顧客のコミュニケーションの質を高めることです。

直接的に販売員研修ができれば一番良い(予算が合えば)ですが優先順位としては店長研修をし、販売員教育技術を伝授し全体最適をはかります。

売れる販売員が増えることで、ファンも増えます。

ファンが増えることで離職率も低下(仕事における責任感の増大)する好循環が手に入ります。

今は集客がない、人材が少ない、と八方塞がり感があるかもしれません。

でも、今日の話で何をするべきかわかったのではありませんか。

もう時間は待ってくれません。

今すぐに行動に移して企業としての方向性を店長中心に切り替えて経営していきましょう。

 

関連記事はこちら

アパレル業の店長研修で目標達成できる店長を育てるには

店長研修を外注することが得策である理由

店長育成は数か月ではなく1~3年でプログラム化することが重要

追伸

商品や店舗はそのままでも店長&スタッフが変われば超高収益店舗を作ることができます。

私が3つの教育研修を通して企業・店舗変革をしている教育メソッドを完全公開しています。

※クライアント事例を含めた無料プレゼント中です。

今すぐご登録ください。


初公開!13年目の集大成!最強の店舗経営大全

こんにちは、成田直人です。
最強の店舗経営大全へようこそ。あなたは今、「このままでいいのだろうか」という漠然とした店舗経営に対する悩みをお持ちではありませんか?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください