売上を今よりも向上するための戦略はあるのか?
今よりも売上を大幅にアップするための方法はあるのか?
最近行き詰まっている店舗経営者からよく問いかけられる質問です。
そりゃありますよ、が私の答えなのですが、なぜこのような答えを会社のトップである店舗経営者が言ってしまうのか。
それはアイデアがもう枯渇しているから。何をしたら前みたいに稼げるのか皆目見当つかない状態になっています。
この状況を抜け出してもう一度繁盛店をつくるために私はある課題を出します。この課題をやれないのであれば大変申し訳ないですが、顧問契約はしない、という方針で私も依頼をしています。
私だけがどれだけがんばったところで、実務面はすべて社長はじめ現場がやるのでお互いコミットできなければ結局売上は上がりません。全部こちら任せではうまくいくわけがないので、コミットしてもらいます。
「ではわかりました!なんでもやります!!」と言った経営者に毎回伝えている売上アップ術について。
1)初月10冊の課題図書を出します。全部読んで所定のフォーマットに記入して期日通りに提出してください。
最初の宿題がこれです。10冊の指定図書の読破と行動宣言を含めた感想文です。
多くの店舗経営者はこの時点で弱音を吐きます。「本読むの苦手なんですよね。」→「知るか」と一蹴します。
自分が努力しないで、現場にばかりコミットさせること自体が大間違い。よりよいアイデアが会社全体から出る体質にするためにも超おすすめの10冊の書籍を紹介しています。
(どんな本かはクライアント限定なので公開できません。しかもこのコラムほとんどのクライアント社長が読んでいるので・・・絶対に公開しないでくださいね・笑)
2)各店舗の店長(小さい会社は全従業員)との面談
これも必ず行います。うまくいっていない店舗経営者はほぼ100%従業員に対して後ろめたい気持ちや、辞められたらどうしようとビビりまくっているかのどちらかです。つまり、現場とのコミュニケーションを断絶している人が多いです。
そのためたくさんの誤解や不安を無意識のうちに与えているのですが、本人はそれでも社員のためにがんばっていると自分の中で折り合いをつけようとしています。
だったら面と向かって話をしましょう、というのが私が店舗経営者に出す司令です。
この二つは必ず行うようにしています。
どうしても会社の規模的に難しいという場合は各部長クラスの方に同じようにお願いをします。(本だけは5冊になります・笑)
その結果知識が増えることでアイデアが出てきます。このアイデアを現場を巻き込んで一緒に取り組んでいきます。
実は売上を上げるための方法は、ビジネス書を読めばある程度はカバーすることができます。もちろんゼロから生み出すとなるとやっぱり研修やコンサルが必要になりますが、効果は限定的でもアイデアを量産する分には本を読めば手に入ることが多いです。
売上向上のための具体的な方策は・・・何か?
そして、具体的な話に入ります。
私がコンサルティングや研修で売上アップのお手伝いをするときは基本的に他業態のクライアントの事例を中心に紹介して一緒に自業態へと落とし込みをすることが多いです。すでに50業種以上で成功しているのでクライアントの事例の数が増える一方なのです。
これもすべてクライアントの実践があっての結果なので本当に感謝しかありません。
あなたが得た知識×他業態の販促案=イノベーション施策
ご自身の会社の売上を最大化するためにもぜひこの方程式にそって実践してみてください。そうすることで間違いなく売上アップに繋がる施策にも繋がるし、現場のモチベーションも確実にアップします。
今日クライアントの新店オープン初の週末だったので顔を出しました。常に行列で売上は予想の5倍以上です。
クライアント初めての週末。大行列!! pic.twitter.com/Aym7wqRH55
— 成田直人(店舗経営2.0)/Naoto Narita (@naritanaoto) 2018年8月5日
いや〜素晴らしいですね。やっぱり繁盛している方が従業員も笑顔だし、楽しそう!
暇な店で働くことほど疲れるものはないですもんね。先ほどの方程式を活用して顧客が押し寄せる店舗を作っていきましょう。
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