売上を伸ばすアイデアに取り組む前に「分析」が重要な理由
店舗売上を伸ばすには分析することから始まる理由は、「現在値」の正確な把握です。
カーナビと同じで現在値がわからなければ当然ながらゴール(売上最大化)にたどり着くことは不可能です。
①あなたの店の商品は何が売れているのか?
②なぜその商品が売れているのか?
この2点のリサーチをすることが大切です。
これで現在値(売れ行き)をある程度把握します。
私もクライアント先でこの二つの質問はよくしています。
「なるほど、●●が売れているんだ、■■が理由で」と大枠を理解します。
そして、現在の顧客ターゲット(理想ではなく、実際)を明確にします。
特にアパレル業では売れている商品とブランドが推奨しているターゲットとのズレはよくあるので、推奨ターゲットではなく、実際に購入している顧客像をここでは確認するという意味です。
売上を上げる考え方とノウハウを集約し全体周知させていく
現在地がわかったら次は「誰が一番売上を上げているのか?」を聞きます。
なぜなら、ブランド推奨のターゲット像と実際の顧客をうまく結びつけているから売れているからです。
結びつける=編集力
どう工夫をして販売に繋げているのか?を聞いていきます。
同じ商品を扱っているのに売れる人と売れない人にわかれるのは伝え方に違いがあるからですよね。
伝え方とは「伝わる話し方」です。伝えると伝わるは違います。
伝える・・・相手が理解できたか関係ない
伝わる・・・相手が理解できている状態
です。伝わることで売れるわけですから「どう伝え」伝わっているのかをヒヤリングをします。
商品やサービスの売り方は売れている人から学ぶのが一番早いといつも実感しています。
売上アップの成功事例から学ぶ”標準化”
先ほどアパレル販売でお話したのでこのまま事例はアパレル販売で話します。
アパレル販売はとてもわかりやすい従業員序列になっています。
それこそ売れる人が店長になるし、マネージャーへと昇進します。
だから、売れる店長やマネージャーにヒヤリングをしました。それも10名ほど。
そうすることで共通しているノウハウが出てくるのでまずはテッパンノウハウを整理します。
そして、三段階に分けて習得するためのトレーニングを設計します。
例えば、「顧客との関係の創り方」 レベル1→レベル2→レベル3 と、こんな感じに、です。
スキルを三段階に分けることで初心者から上級者までトレーニングをカバーできるのが特徴です。
店舗売上目標を達成している店のスタッフ教育
アパレル販売の売上アップの取組みに教育は欠かせません。
売上が伸びる店は店長からのOJTや本社主催の勉強会が必ず開かれています。
そうすることで売り方は常にアップデートされていきます。
顧客に飽きられない店を創るためにも教育は欠かせません。
あなたの会社(店)は強制的に教育の時間を割いていますか?
それとも売れる人は売れて、売れない人はいつまでも売れない
という悲惨な状況になっていませんか?
忙しいことは理由になりません、人が少ないことも理由になりません、単純に優先順位が低いだけです。
これは、自動車と徒歩くらいの雲泥の差があります。
教育をすることでスキルアップし、それだけ高い
・成約率
・客単価
・高いCS(顧客満足度)
・リピート率
・紹介率
が得られます。
じり貧で消耗することを選択するのか、これからの10年生き残るために人材育成してスキルアップするのか?
あなたはどちらを選びますか?もちろん後者ですよね。
教育に割いた時間は裏切りません。
ただし、教育スキルの低い店長やトレーナーが指導をするとややこしくなりますので、しっかりとプロに依頼をしましょう。
教育のステップ化(仕組み)ができればあなたの会社は一気に飛躍します。
教育の仕組みやシステムや習慣を作ることが難しいだけで、一度できあがれば自走して組織力が自然と高まります。
・・・一応教育しているけど、思ったよりも成果が出ない・・・という方はぜひ当社に問い合わせください!
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