能力=アイデア=売上であると知る
能力開発をすることが欠かせない時代になりました。
私も店長研修や販売員研修、経営者向け勉強会を年間1万名以上やってきて一つの確信があります。
それは、業績の良い会社は全員が勉強熱心だという事実です。
これには一点の曇りもないほどの原理原則です。
だから各種研修も相まって売上がすぐに向上していきます。(ますます今後両極化しますよね。)
今までは商品力や価格競争力がメインの事業モデルだった各社も今後のトレンドは人材投資になることは間違いありません。
なぜなら、商品でも価格でも立地でも競争力を維持することができなくなったからです。
そこにいち早く気が付いた会社は今マーケットを着実に伸ばしています。
当社クライントも平均で昨対比売上110~120%・利益も同様にアップし業績が絶好調の会社が多いです。
クライアントを見ていると先見性が尋常じゃないほどあるなと実感しています。
6年前から担当している自動車ディーラーはそのころからこれからは人材に投資しないと勝てない時代が来る、と言っていました。
今まさにその時期に差し掛かっていると思いますが、もっと前からそのことに気づいていた社長の頭の中を覗いてみたいと心底思いました。
先見性は経営者の知識量である理由
「そうですね・・・知識に貪欲だからでしょうか。だから、こうして年齢かけ離れた成田先生にもお願いしているんです」
と言われた時にはさすがに痺れました。
自分の努力では到底手に入れることができない知識や技術を持っていると言われた時は恐縮しかありませんでしたが、素直にそう思える経営者としての資質というか姿勢には感服しました。
だからこの会社は好業績なんだなと。
しかし、最初からそうではなかったという話もとても興味深かったです。
せっかくなので紹介しましょう。
「10年前までは典型的なボス経営者だったんですよ」
いやいやいや、と言いたくなるほど意外でした。
と、同時に人は変われるんだなと実感しました。
今までは私の言うとおりにしていればよい!というスタンスだったのがそれだけでは稼げなくなってきたのが本音だったそうです。
なるほどな・・・と。
時代はものすごいペースで変化をしています。
その変化についていくための努力は続けるが、それ以上に時代のスピードが速い場合は、その知識や技術や柔軟性を持った人を雇う方が早い、そして、その良質な知識とスキルを活用して、自身が集中すべき経営にアドオン+自身の資源をフル活用する、ということです。
成田×経営者
調子に乗るな!と言われそうですが・・・この組み合わせがハマっている、ということです。
危機になってからでは遅いことを自覚している
今も成長し続ける企業の経営者は「そろばん」が得意です。
と、突然話を変えているように見えるかもしれませんが繋がっています。
知識欲やこうして外部のコンサルを雇うというのは危機になる前に手を打つ事前準備です。
「利益が出ているからこそ「投資」をする!」
という発想が勝てる経営者の条件だと思います。
当社の好業績企業は皆危機をそんなに経験をしたことがない企業が多いです。
(事業再生を除く)
なぜなら、そうなる前に手を打ってきているからです。
これは私も同意しかありません。
危なくなってから気づく、手を打つとなると資本も限られます。
・従業員も見切りをつけて優秀なメンバーが離職
・お金もないので投資もできない
では、できることが限られてしまいますよね。
実際にこういう状況になって当社に依頼を頂くのですが、銀行・投資会社に紹介して資金の借り入れ・投資をしてもらって再編することになります。
やはり、会社が良い状況の時に徹底した未来へのリスクヘッジに投資する先見性を身につけておきたいものですね。
だいたい良いときは内部留保して少しでも会社に残そうとするのですが、これではじり貧です。
どんどん未来の売上を作るために投資をしなければいけません。
お金があるうちに未来の売上のために投資をする、
何度も書いてしまいますが、やっぱり大事だなと。
もちろん何でもかんでもお金を使えば言い訳じゃないですよ。
クライアントの社長の共通言語の一つに、「本物にお金を使う」とよく聞きます。
投資対効果以上=本物
投資対効果以下=偽物
損するものにできる限りお金を使わない。
車もトヨタが多いのも価値が下がる車には手を出さない。
使わないわけではなく、モノは買わなくても従業員との旅行には思い切りお金を使う。
こういった損しないお金の使い方も大切ですね。
最後は取り留めのない話になりましたが、ぜひご自身の経営スタンスと比較していただければと思います。
ちなみにどのクライアントも「成田=本物」と言って頂けるのは素直に嬉しいです・笑
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