店長研修で伝えたAIとロボットの限界とは?
最近店長研修でも経営者向けコンサルティングでも共通の恐怖がAI(人口知能)とロボットについて。
店長は単純にAIやロボットで現場が回ったら、自分は必要あるのだろうか、という恐怖です。
経営者はみんな店舗がAIとロボットになったら差別化が計れなくなるのではないかという不安です。
両者ともにいえることはほとんどAIやロボットのことについて認識がないということです。
ただ、世の中が「AIで奪われる仕事ベスト10!」という記事を多く出し、煽っているだけであってAIやロボットの強みを理解していればAIやロボットとは共存できるし、むしろ上手に活用するべきだと私は思っています。
店長研修のカリキュラム内に盛り込んだ人間にしか生み出せない価値とは
店長研修でつい先日も伝えたのですが、AIとロボットはあくまでも過去のデータベースからしかアイデアを生み出せないということです。
Amazonのレコメンドがまさにそうでしょう。
私が購入したビジネス書を購入した人の統計からsuggestionが生まれます。
だから、過去の閲覧履歴や購入履歴がないと何も行動することができないのです。
もちろんこれからAIもロボットも進化して人の創造力を超える時代が来るかもしれませんが、ひとまずそんな先の未来はおいておいて、今AIやロボットではできないことに自身の価値の重きを置けばよいと私は考えています。
AIやロボットはデータベース活用とオペレーションに関してはもう人間を超えているといえます。
今までロボットと言えば工場でしか馴染みがありませんでしたが、ペッパー君をはじめ小売・サービス・飲食業にどんどん進出しています。
ここで活用するべきなのは、ミスが多い人的仕事はAIやロボットに置き換えていく仕組みにするのが得策です。
そして、人にしかできないクリエイティビティな発想力を仕事の中心に置き顧客サービスをしていけばよいのです。
今も人手不足が理由で接客どころではない店が多いのではないのでしょうか。
無駄な作業や店長がやるべきではないことも多々あるはずです。
そこからまずはスマホのアプリの活用(もうオペレーション管理に必要な大手メーカーの不必要なサービスは辞める)をし、効率化をはかることから始めましょう。
つい先日飲食オーナーとオーナーが経営する居酒屋で食事をしていたのですが、ポスレジを辞めていました。
その代りにクラウドサービスを利用していて、グループごとの現在の売上・オーダー管理・1日の総売上がすべてスマホでわかっているのです。
レジはipadでした。
そして、売上統計から今後は最適発注量もより高度な予測が可能になります。
そうすれば店長が発注作業をしなくても済みます。
しかしながら現現在のシステムは短絡的なモノでしかありません。(昨年の同月・先月との比較程度)
管理業務は今後ますますクラウドソーシング化し、省かれます。
そして、店長がしなければいけない業務に集中できるようになると思っています。
中小企業こそ採用力がないんだから大手に先駆けてAIやロボットをいち早く取り入れてイノベーションを起こすべきです。
大手が力をいれはじめたらますます戦える場所がなくなります。
今年の目標の一つに、店長のフリータイムを増やすを挙げたほうが良いでしょうね。
そうするだけで売上はアップすることでしょう。
AIやロボットはオペレーションや管理業務に強い。
しかし、0から1を生み出す創造性は持ち合わせていない
創造力は人間しかもっていないからこそ、店長に時間を与えて「未来の売上を上げるための準備」に時間を使わせましょう。
もちろんその時間の一部を私のような外部講師に委託をして「クリエイティブ能力」をアップする研修をするのも効果絶大でしょうね。
なぜなら、当社クライアントはまさにしかるべき未来にいち早く準備をしているため将来がまったく怖くないのです。
むしワクワクしているという感じ。
あなたもぜひ私を活用して今感じている漠然とした不安や悩みを解消してください。
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