売れる販売員の接客には3つのベースがある
売れる販売員は3つの卓越したスキル(特徴)があります。今日はこの3つのスキルについてお話しようと思います。
3つのスキルとは、
1)商品知識
2)接客技術
3)業務知識
このように3つに分かれます。
1)商品知識
売れる接客トークの母体になるのは商品知識です。商品知識がなければどれだけ接客力が高くても売れるようにはなりません。
なぜなら、使う言葉が曖昧にならざるを得ないからです。
商品知識が高ければ言い切ることができることも商品知識がなければ
1)~だと思いますよ。
2)たぶん~
3)おそらく~
と使ってはいけない三大用語を使うことになります。曖昧な言葉はクレームのもとになるので絶対に使用してはいけません。
商品知識を徹底的に高めて「こうです、このとおりです!」と言い切れる知識を習得しましょう。
顧客から何を聞かれても即答できる状態にすることが売れる販売員の接客トークの特徴です。
2)接客技術
続いて接客技術です。接客技術は初回の面会で一生涯付き合える信頼関係を育む技術です。
接客業の特徴は来店型なのでリストを取ることができない限り顧客が「行く」「行かない」を決定します。
私だって気づいたら疎遠になっている店も沢山あるし、毎月のように顔を出す店だってあります。ひとえに通い続ける理由があるかないかの違いです。
常に感動的な接客をしてくれれば毎月のように顔も出すし、一回目はとてもよくても二回目行った際にそうでもなければやはり疎遠になります。
選ばれ続けるためにも自身の接客力を向上し続けることが大切です。接客は高め続けることで顧客はあなたを選び続けます。そのためにも日々鍛錬ですね。
3)業務知識
業務知識は1秒でも早く正確に作業を終えて1秒でも長く顧客やスタッフとのコミュニケーションにあてることが目的です。
業務効率を上げる方法はビジネス書に沢山書いてあるのでここでわざわざ論じるつもりはありません。
しかし、これだけは言えるのでどや顔気味で言おうと思います。それは・・・
「作業スピードはベターはあってもベストはない」
あっ・・・たいしたことなかったかな・笑
今のやりかたがベストではなくあくまでもベターであるということです。
これは三つに共通していることでもありますが、終わりがない戦いでもあります。
商品は常に新商品が次から次へと出てくるし、接客も顧客のニーズが日に日に変わるので定型化することができません。業務も複雑化を極めています。
既存のやり方に縛られることなく、日々自身の仕事をアップデートすることを忘れないでください。
アプローチから商品提案、クロージングと接客はいくつかの難関とも言えるプロセスを乗り越えなくてはいけません。しかし、これらの難関点はすべてスキルで解決することが可能です。
今は苦手でも努力をすれば必ず克服することができます。しかし、多くの人は放置してしまうので気づいたら完全に苦手意識がみについてしまい「この仕事は向いていない」と仕事を諦めてしまうのが大半です。
売れる販売員の特徴は日々自身の行動をアップデートする習慣を持っています。あなたも今の日々の仕事の仕方に満足することなく日々の仕事を改善してよりよい販売員・スタッフへと成長していきましょう。
私の接客研修・販売研修・販売員研修では必ず伝えていることなのでブックマークしておいてくださいね。
ちょっとでも成果が出にくくなったな~と思ったらその理由はこの三つのどこかに隠れていることがほとんどです。
ぜひ日々大切であり幸せな時間を共有できる顧客に囲まれて最高の店頭に自らの力で実現していきましょう。
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