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新しい商業施設の店長研修がまた始まる!

店長研修のカリキュラムは年々シビアになっている理由

おかげさまでまた一社新しい会社と契約になりました。お盆のこのタイミングですが、関係なく私は仕事をしています。

大変ありがたいことに、普段はセミナーを単発でしかしないのが商業施設の典型なのですが、こうして店長研修を導入してくださったのは本当に嬉しかったです。どんな仕事でも感謝しかないのですが、より責任感強く、必ず成功させる所存で挑みます。

店長研修カリキュラムを早速作るためのヒヤリングが始まったのですが、市場環境が落ち込んでいる分、店舗も元気がないとのこと。今まではある程度モチベーションもあってそれこそ四半期に1回モチベーションテーマにしたセミナーをやっていれば従業員のモチベーションは維持することができました。しかし、それが難しくなっていると私は感じました。

なぜなら、想像以上に売上が落ちていて昨対比100%を超えること自体が夢のように感じている店舗が増えてきたからです。

昨対比を超えられない、ということは店が成長していないという意味であり、「自分は会社に貢献しているのだろうか?」と自信を失うことになります。こうしてモチベーションが下がってしまっている店長が多くなりました。

よって内容も店長スキルで売上アップ!とすぐに行きたいのですが、モチベーションが慢性的に下がっているので、店長マインドを構築、いや再構築するための店長研修が必要になりました。

どの企業や商業施設でも「時間がかかるな・・・」と思うことが多いです。首都圏で集客が安定しているところは従業員さんも元気なのですが、そうではない会社や商業施設がほとんどなので、時間がかかります。つまり、店長として自分と向き合うことが増える(自己否定もする必要あり)のでカリキュラムはネガティブな要素も含むためシビアになっています。

スキルだけでなんとかなれば良いのですが、マインドがしっかりと構築できていないと効果が薄い、というのが私の実感です。表面的にスキル構築しても毎日一緒に働くスタッフにはすぐにばれます。だから根本的に繁盛店の店長マインドを身につけてもらう必要があるのです。

店長マインド研修で未熟さを自覚することの本質

店長マインド向上するための店長研修では、未熟さを自覚してもらうことを最優先課題として研修を進めています。なぜなら、売上が上がらないのは環境の責任ではなく店舗側の責任でもあるからです。売れない店長のマインドは「会社が悪い・・・」「商品が悪い・・・(高い)」「ライバルが新店だから」など、売れない理由を外部の責任にしていることがほとんどです。こんな思考習慣をしているからいつまでも売れないのですがこの習慣が染みついているのでまずはこのマインドを排除することから始まります。

未来の売上を作るためにはポジティブマインドでアイデアを量産するための思考習慣を身につけなければいけないのですが、前向きな気持ちにすらなれないのです。理由は明確です。

何をしても無駄」というマインドが頭を支配し、前向きなアイデアを考える際の障壁になっているのです。

あなたの会社や商業施設の店長がこんな諦めの言葉を日常から使っていませんか?

だとしたら今のうちから対策をしていかないとどんどん現場はネガティブな言葉で支配されるし働くスタッフも気が滅入って離職率が高くなってしまいますよ。ある店舗経営者も「対策はあるんですか?」と私に聞いてきましたが、もちろんあります。しかし、そう簡単になんでもすぐに解決するわけではありません。

既存の店長にも厳しい話をしますが、上層部も一丸となって店舗改革をしなければ「上は自分たちばかり変わることを願っている、あり得ない」と余計不満が大きくなるので、両者が力を合わせて改革の路線を築かないと難しい、ということだけは言えるかと思います。

あなたの会社は大丈夫ですか?

まだ会社に体力があるうちのこれからの10年、20年稼ぎ続けるために今のうちに全社改革をしていきましょう。

もちろん中心人物は店長です。店長研修を導入して会社改革をスタートさせませんか?

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