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店長研修で伝える意思決定力をつけることの重要性

店長に必要な要素の一つに「意思決定力」が挙げられる理由

私が、店長研修の冒頭に1か月間の間に何をしてきたのか?を全店長で共有をする時間を設けています。

なぜ、店長研修の冒頭に前回受講してからの1か月間のシェアをする必要があるのか。

それは、どんな意思決定を日々下してきたのか、を知ることができるからです。店長は店頭ではひとりで何でも決めることになります。

本部から降りてくる月間予算を達成するために、

・シフト管理
・商品展開
・販促物の管理
・レイアウト工夫
・スタッフ教育
・本部指示分業務など

やるべきことは沢山ありますが、何をするかは常に店長自身に委ねられているということです。

本部のお偉いさんが付きっ切りで指導してサポートしているわけではありませんから。

店頭は店長がトップのため、店長の意思決定の質は売上に直結すると言っても過言ではありません。

店長としての心得で大切なのは、「自分にしかできないことに集中する」である

できることはアルバイトに任せることが大切です。

あなたができること=アルバイトでもできること

はやらないことを今すぐ宣言しましょう。あなたにしかできないことに集中する、これが意思決定の基本になります。

店長研修では店長の意思決定力を高めて時間帯人事生産性と売上を最大化することを支援しています。

常に仕事をするときには、一つ一つの仕事を見て、「これは私がするべきことなのだろうか?」

と、自問します。もちろん人手不足で本来は自分がやらなくても良い事までもやっているという現実もあることでしょう。

例えどんな環境下に置かれたとしても今以上に仕事を手放す必要があります。なぜなら、状況が好転しないからです。

店長研修では新習慣を構築し厳しい状況を好転させることに重きを置く

店長研修では、店長の意思決定の質が売上を決めると言っているとは先ほども紹介しました。

ここでは、意思決定の質を上げるためにも今日々どんな仕事をこなしているのかを振り返ってもらいます。

昨日は何をしたのか?時系列で書き出してみてください。

そして、昨日一日こなした仕事を見て、「本当にこれは私がやるべきことなのか?」と自問することで、改善が生まれます。

日々同じことを繰り返し、人材不足を理由に知恵を使わずに、いつまでも同じことを繰り返していても状況は変わりません。

大切なことは、人材不足で厳しい状況でも「今の行動はベストか?」と振り返り、改善することなのです。

この思考習慣をご自身の日々のルーティンに加えてみてください。

すぐにご自身の仕事ぶりが間違っていて、変えなければいけない、という選択に迫られることでしょう。

それだけやらなくても良い事を永遠にやっていることが多いことに気づきます。

少なくとも同じことを続けていてもうまくいかないので変えることが大切だ、ということは理解してください。

店長教育でカギなのはインプットとアウトプットのバランス

店長研修は先述の通り、冒頭に1か月間のアウトプットが重要です。

インプット(座学)ばかり学んでいても、受けることが目的になってしまい、行動変容や改善がおろそかになってしまいます。

学んだことをどれだけ実践してきたのか、さらに改善を重ねて成果に繋げてきたのか?

このワークはインプットと同様に必要です。

講師である私は、そのアウトプットに即座にフィードバック(さらなる改善と承認)をし、行動力を高めていきます。

やはり学んだままにしてはもったいないし、すぐに忘れてしまい研修価値が半減してしまうので、実践ありきの研修に切り替えることが大切です。

 

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