店長研修の内容は実践的であるべき理由
店長研修の内容は実践的であるべき理由の一つに、店舗に戻った時に「何をすればいいのか」が曖昧だと実践力が落ちます。これは私が店長研修を担当して10年以上のキャリアからも断言できることです。
「なにをどのようにすればいいのか」を私自身も何度も自問して店長研修を構築しています。
具体性にかけてしまっては、ただでさえ人手不足で忙しい中各店舗の店長を一か所に集めて(交通費も給与も発生)、店長研修を行う意味がありません。
大切なのは、店長研修を通してかけた時間とコストの価値を最大化させることです。上司に言われたから店長研修を実施することを目的にしてはいけません。目的はあくまでも成果の最大化です。
研修を実施して「すごい良かったです」という感想をもらうこともたしかに大切ですがもっと大切なのは研修後に成果につながっていることです。
大手企業になればなるほど研修をすることが目的になりがちなので注意が必要です。
当社に問い合わせをいただき研修を実施したほとんどの企業が売上と顧客満足度(CS)・従業員満足度(ES)が上がっています。
それは当たり前ですよね、私の会社は私だけがトレーナーなので、クオリティが低かったら10年間も仕事をもらい続けることはできません。
仕事をいただけているのは一重にクライアントにしっかりと実績を積み上げることができているからです。
先日も一社同業(地方店舗)を紹介していただきました。うれしかったですね。店舗の未来像を考えている企業であればあるほど今店長研修をはじめ人材教育を始めています。
あなたの会社はいかがでしょうか。店長研修を実施していても・・・
・頭では理解できてもどう店舗に置き換えたらいいのかわからない
・話の内容が難しすぎる(難易度が高い)
・マインドの話によりすぎて店舗での実践が見えない
これでは店舗での変化が見えないため効果は半減またはゼロと言えるでしょう。
ちなみに私の店長研修はこのコラムを見ていて私の店長研修を受けたことがある方は実践的内容に力を入れていることを理解してもらえることでしょう。
私の店長研修を通して昨対比100%はもちろんのこと、昨対比120%を突破する店舗や企業が続出していることが証明です。
店長研修のカリキュラムは極力シンプルにするべき
店長は忙しいです。
そんな激務の中、店長研修に時間を割いてくれています。
店舗に戻れば溜まった仕事を中心に片づけなくてはならなくなります。
当然、忙殺されてしまいます。
そうなると店長研修で学んだことなんてあっという間に忘れてしまい、結局実務面でほとんど活かされることなく月日がたっていくのです。
この状況が続くと店長は一つ疑問を持つようになります。「店長研修受ける意味あるの?」と、実務面に役に立たない話を聞いても意味がない・・・と店長研修に対して悲観的になります。
本来であれば店長研修を通して目標達成するための手助けをするためのものが、店長にとっては”余計な業務化”してしまうことがあります。
だから、大切なのは店長研修後すぐに実践できることを伝えるべきだし、持ち帰らせるべきなのです。
私が店長研修で一番大切にしていること
店長研修を年間100本近く担当する中で一貫してぶれないのは、店舗に戻ったらその日に必ず1つ行動を変えることを伝えます。
極端な話、販売員やスタッフ、部下と面談をする、でも良いし、店長研修で学んだコミュニケーション術を早速試してみた、でもOK。
とにかく学んだことを即実行しどうだったのか?を自身で検証させることを徹底しています。
年間契約している店長研修では「前回の研修を受けた何をしたのか?」が研修の1/4くらいの時間を使って徹底的に実行した成果を共有します。
毎回冒頭で実行管理をすることで「何もしないで店長研修当日を迎えられない」という良い意味でのプレッシャーづくりにも役立ちます。
店長研修を受けて学んだことを報告書に書いて上手にまとめることも大切ですが、もっと大切なことは実行に移して結果を作ることです。
本末転倒なことにならないように店長研修は設計することが大切です。
受けることが目的なのではなく、成果を作ることが目的である
ということです。
あなたの会社の店長研修は成果向上に役立つように設計されていますか?
私の店長研修は研修内で、行動レベルでコミットさせ実行成果管理を日常から自主的にする習慣形成まで踏まえて設計されているので納得以上の結果に繋がります。
だから、画一的な店長研修ではなく、各企業ごとにカスタマイズしているのです。
企業によっても店舗によっても課題が違うので、アウトプットである成果のためにも課題や悩み、目標に合わせたインプットとアウトプット管理が必須だと考えています。
ぜひ一度当社のHPをご覧頂き、共感していただければ問い合わせください。私が責任もって返信し相談に乗ります。
一緒に会社を、店を変えていきましょう。
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