なぜ今店長研修が一番大切なのか?
店長研修が一番重要な理由は店舗経営のスタイルが完全に変わったからです。
旧来の店舗経営では本部の戦略一つで売上を最大化させることができました。それこそ、かつてのデパートやSCは、
よりよい場所により大きな店をより多くの駐車場の完備とより多くの商品をより安く
これがビジネス戦略の中心にありました。だから、店長研修なんかよりも本部向けの戦略研修が中心に行われていたのです。
店頭はあくまでも本部の手と足になれば良い時代だったのです。
良い戦略があれば売れる、これが定説だったし、それこそ大手企業はこの戦略を作り出す力で業界トップにのし上がりました。
しかし、今の大手企業を見てください。一部を除いてどこも不振が続いていますよね。
時代は変わったのです。
戦略至上主義から現場主義経営の時代に突入
これまでは一つの戦略で10年以上稼ぐことができましたが、今の時代それは無理です。
なぜなら、ただでさえ顧客の選択肢が増え続けている分、すぐに他の店の新しい販促に靡きすぐに飽きてまた違う店に行くという状況になっています。
それこそ原宿にできて当時大行列だったパンケーキ屋さんやポップコーン屋さんが今どうなってるかご存知ですか?
もう全然といっても良いほど人が入っていません。
理由は飽きられているからです。一度行ったら次はまた新しい店に・・・と顧客はすぐに他店へと流れ自店舗の存在を忘れてしまうのです。
これからの時代はリアルアイムに顧客のニーズを発掘し、即座にニーズを満たす商品やサービスを提供することです。
時代は待ってくれない、ぼーっとしていればどんどん取り残されて廃業する
そうつくづく実感します。
今まではトップダウンで戦略一つで勝てた時代から、ボトムアップで現場の顧客ニーズをいち早く本部がキャッチして一緒にニーズを満たす商品やサービスを開発し、即座に現場に投入することが求められています。
最近だとANAさんの取組が注目を集めていますね。
お客様の声にこだわっています(ぜひクリックしてご覧ください)
いち早く声を形にする柔軟性の高い組織構築がこれからの時代生き残るために必要になります。
私自身もクライアントと一緒に仕事をしていてこの戦略主義から現場主義の流れは止められないし、現場感のない店はどんどん廃れていくと思っています。
それこそ1ヶ月間の間商品入れ替えがない、サービスに変化がない・・・という店舗の魅力は半減します。
今までは全国のお店すべてが同じ商品を同じように並べてどこでも同じ品質の商品が購入できるというVMDが重要視されていましたが、今はネットが覇者となりチェーンモデルは太刀打ちできない状態になっています。
どこでも同じ品質の商品を・・・というコンセプトから、どの店舗も顧客ニーズ中心に店作りをするという視点が必要になります。
現場力向上には現場のトップである店長の成長が欠かせない
現場力を高めるには現場と本部の間にいる店長の存在が欠かせません。
ここの情報のやりとりがスムーズでなければ現場主義経営はうまくいかないでしょう。
僕自身もクライアント先でスタッフさんが「先生、これやった方が良くないですか??よくお客様にも聞かれるんですよね~」といえば、「よっしゃ!じゃあすぐに仕入れて販促しよう!」と形にしてもらいます。
当然ながらすぐに成果に繋がるので会社側も素晴らしい取組と評価してくれます。しかし・・・店長が現場主義経営の頭になっていないとこうすんなりといきません。
店長は店舗を管理する存在という思考から抜け出せないとなかなか思うようにことは進みません。
アイデアを現場が量産しても店長は”余計なこと”と解釈をし潰そうとするのです。
「別にそんなことやらなくていいでしょ」とスタッフのモチベーションを下げるような一言を言ってしまいます。
これではいつまでも戦略主義の店舗経営から抜け出せないので「店長研修」が必須と私は声を大にして言いたいのです!
店長研修を実施することで得られる効果は計り知れないと私は研修講師をしていて実感しています。
売上が150%になる店も続出するほど店長の意識やスキル習得だけで売上は爆発します。
これまではプロダクト(商品)による大ヒットがありましたが、これからは店長力による継続的な店舗売上向上の時代です。
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