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外部講師を使う上での注意すべきポイント

なぜ店長研修の外部講師を変えることになったのか?

店長研修を実施し、せっかくなら外部講師にいつもと違った話をしてもらって刺激を与えたい!という経営者は少なくありません。

店長研修を実施する際に刺激を与えるだけなら何も言うことはありませんが・・・

やるからには売上やスタッフの定着率に繋げたいという店舗経営者が多いです。

今回は外部講師を雇う上で注意しなければいけないことについて話します。

私はクライアント先でもともと店長研修外部講師に委託していたが講師を変えることになった経緯について聞きました。

するとこんなことを言っていたのです。

それは・・・「成果が出なかった」です。

この言葉に至るに二つの問題が考えられます。

・店長研修を受ける店長・事務局側に問題がある

・店長研修を実施する外部講師に問題がある

当然ながら二つのどちらかになるわけです。

私はクライアントに聞くと「研修が合わなかった」と言ったのです。

これも店長研修を導入したことがあれば「うんうん」という店長研修あるあるなのではないかと思います。

私はクライアントにいつも伝えるようにしているのですが、店長研修のコンテンツがしょぼかったら仕方がありませんが、コンテンツは頷けるものなのに企業内にうまく定着しなかったのには社内にも問題があると考えられます。

その一番の理由は「研修後フォロー体制」です。

店長研修は取り組んでも月1回ですよね。だから翌月までの間、課題だったり、研修の振り返りの場を作ったりと必ずフォローアップが必要になります。

だから私はフォローアップするための研修もこっそり実施してできる限り企業内にDNAが定着するように取り組んでいます。

研修をしたらしっぱなしというのが一番良くありません。

店長研修は「なぜ」と「どのように」でフォローをする

私は店長研修を実施する際に研修後のフォローの仕方を伝えるようにしています。

できる限り10日に1回は各自がしっかりと課題ができているのか?また、研修で学んだことをしっかりと実行に移すことができているのか?を確認してもらっています。

実践状況はFBグループやLINEグループを作って受講生同士の実践共有ツールとして活用し、私もそこに入れてもらって確認するようにしています。

まず研修後にあまり課題に取り組んでいない受講生が仮にいたとしたら「なぜ」この店長研修は社内で実施しているのかを再度説明する必要があります。

誰のために何のために店長研修を実施しているのか?を受講生が納得するまで話す必要があります。(もちろん私も伝えていますが、言葉足らずなところはフォローアップしていただいています)

さらに、「これどうやればいいですか?」と質問が事務局に来る前に「どうやればいいかわかってる?」と積極的に聞いて頂くようにしています。

もちろん私もフォローアップをするので、わからないところは事務局を通じて連絡を頂いています。

一番よくないのは「わからないことをわからないままにする」ことです。

店長研修は頻度が少ないためこうした講師力×フォローアップ力が欠かせません。

講師に投げっぱなしもよくないし、講師側もやりっぱなしで終わるのがよくありません。

大切なことは学んだことをしっかりと実行に移すことですよね。

そして、結果を作ることなはずです。

理想的な結果を作るためには講師はコンテンツをもっともっと磨くべきだし、事務局は講師任せにしないで一緒になって汗を流すこと(フォローアップすること)が大切です。

両者が全力で取り組むことで研修受講生である店長陣はその本気度に感化されて行動変容してくれるのです。

最終的に売上やスタッフの定着率に繋げるためにも双方が全力で関わることがテントようっ研修成功の大前提と言えます。

 

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