店長研修で成功する企業といつまでもうまくいかない企業の違い

店長研修はカリキュラム以前に成功の可否が判断できる

店長研修を実施してうまくいく企業とうまくいかない企業の差は経営者人事部長の発言で見て取ることができます。

一番良くない、というか「この企業とは仕事ができないな」と思うテッパン発言があります。(これは上から目線でもなんでもなく企業としてのスタンスだと思っています)

その発言は、「以前も店長研修やったんですけど、うまくいかなかったんですよね~。うちとは合わなかった」と発言する企業経営者です。

特に「うちとは合わなかった」という発言がひっかかります。なぜこの言葉がひっかかるかわかりますか?それは、経営者が他責にしているからです。

「自社で実施したのですが、私の現場との課題感と現場が感じている課題感にミスがあり研修がうまくいきませんでした。すべて私の責任なので今回は成田さんと一緒に現場の課題にあった研修を構築したいです。」と言われたら即行でOKします。

決して上から目線でものを言うつもりはないですよ、企業のスタンスだと思っています。

自責と他責、他責の方が楽だし何より周りをがっかりさせることもありません。研修会社にも責任があったかもしれませんが、ちょっとかっこ悪いですよね。

店長研修が成功する企業は経営者の課題感が現場と合っている

店長研修を実施する際には受けるのが現場、決めるのが経営者と役割が分かれているので溝の深さが結構重要です。

深ければ深いほどミスマッチが増えます。ミスマッチが増えれば増えるほど経営者の威厳もなくなるし、ますます組織は二分化してしまいます。

「また変なコンサルを入れてきた」と思われて研修を受けることになる、ということです。これでは難しいのは想像できますよね。ちなみに過去に「変なコンサル入れてきた」「先生のことは置いておいていつもうちの社長は勝手に呼んでくるんですよ」と愚痴られることもあります。←結構キツいです・汗

それでも受けた仕事はやりきるスタンスなのでどうしたら「ファン」になってもらい、やるべきことをやってくれるのか?を考えて考えて考え尽くすようにしています。

仕事を頂いたことへの感謝の気持ちを忘れずに一生懸命やりますが、経営者と現場の溝が浅い程効果が早いのは間違いないですね。

最近は事業再生の仕事も増えてきているので、経営者と現場の溝が深い所もおおいです。

店長研修を通じてわかった店舗経営者の今後のスタンスとは?

やはり、どう見積もっても「現場主義」です。現場と課題感がずれてる時点で現場の意見は「社長は現場のこと何もわかっていない」となるでしょう。こうなると現場とスクラムを組めなくなるので統率力が落ちます。統率力が落ちるということはみんな意志も行動もバラバラになり、司令塔のいない小学生低学年のサッカー(ボールに群がる)のようになります。みんながんばっていることは変わらないのですが、方向性がめちゃくちゃになります。

これを「努力の方向性の間違い」と呼んでいます。

この話は経営者に限らず店長の上層部すべてに言えることです。現場を知らずして意見を言ってはいけない。

なぜなら、顧客のニーズは日に日に変わるので現場を知らずに意見を言おうモノなら的外れ感で現場のモチベーションが一気に低下します。

現場に出る、これが何よりも大切です。

いやいやいや「私は顔を出しています」という経営者やSVがいるかもしれない。それでもうまくいっていないのだとしたらそれは「顔を出しているだけであって顧客を理解しているわけではない」ということです。

あなたの会社や店舗が今後成功するためには「リアルタイム」にニーズを把握することが大切です。

それができなければ会社は確実に衰退すると思っても良いでしょう。(これは僕の見解の範疇なので色んな意見が合って良いと思います)

ぜひ自社の店舗改革、自社の経営改革に役立ててください。現場主義、これからのキーワードになることでしょう。

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